使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/250 秒 | 絞り値:F7.1 | 焦点距離:38mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4128 × 6192
ファイルサイズ:18.78MB
押本龍一、東京品川生まれ。
82年英語の勉強のため2年の予定で渡米。84年ニューヨークに渡り刺激を受け予定を変更、広告写真スタジオで働き始める。91年フォトグラファーとして独立。95年ニューヨークからロサンゼルスに拠点を移し現在に至る。エンターテインメント関係の撮影中心。近年はライフワークである旅写真に力を入れている。趣味は旅と山歩き。
オフィシャルサイト : http://oshimoto.net/
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:モノクローム | シャッター速度:1/500 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:112mm
梅雨の沖縄はこの日も快晴だった。私は、沖縄本島中部東岸から太平洋へ突き出ている勝連(かつれん)半島から橋を渡って行ける浜比嘉島(はまひがじま)へ向かった。その道中、勝連半島の付け根付近に位置し、沖縄で最も古いグスク(城)だった勝連城跡へ立ち寄った。2000年に首里城跡等と共に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された勝連城跡は発掘と復元作業の途中だったが、周囲を一望できる眺めから繁栄した時代が感じ取れた。勝連城は12~13世紀ごろに築城され、琉球王国時代に海外との貿易で力を付けたが、最後の城主となった阿麻和利(あまわり)は琉球王国に抵抗する有力な権力者で日本の本土で豪族にあたる按司(あじ)として恐れられ、1458年に琉球王府に滅ぼされた。
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/320 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:24mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:21.26MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-35mm F2 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/320 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:24mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:26.65MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/250 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:35mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:22.60MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-35mm F2 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/250 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:27mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:30.22MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-35mm F2 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/500 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:33mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:20.88MB
ちょっと見るつもりだった勝連城跡に時間と体力をかなり費やした私は、城跡の休憩所から紹介された食堂で沖縄そばを食べ、アイスコーヒー飲んで一休みした。ランチブレイクの後、勝連半島から全長5.2 kmの海中道路で平安座島(へさんじま)へ渡り、平安座島から全長1430mの浜比嘉大橋で浜比嘉島に渡った。琉球の祖神アマミキヨとシネリキヨが住んだ島と言い伝えられ、神の島と呼ばれる浜比嘉島は橋が架かる以前は船で渡るしかない離島だった。私は橋を経て簡単に島に渡り、東岸の小さな漁港隣の駐車場に車を停め、琉球祖神アマミチューの墓がある小島に歩いた。地元の説明書きによるとアマミチューの墓は、アマミチュー、シルミチューの男女二神及び他の神が祀られ、毎年、年頭拝みには宇比嘉のノロ(祝女)が中心となり島の人々多数が参加して、豊穣・無病息災・子孫繁昌を祈願し、参拝者が絶えない信仰圏の広い霊場になっているとのことだ。
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/250秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:14mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:20.44MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 30mm F1.4 DC HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/200秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:30mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:5424 × 3616
ファイルサイズ:16.47MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/320秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:14mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:20.30MB
アマミチューの墓からは、琉球を創った女の神様アマミキヨ(アマミチュー)と男の神様シネリキヨ(シルミチュー)が住んだ場所とされる「シルミチュー」に向かった。小さな集落を通り抜けて行き止まりに車を停め、沖縄ではあまり見かけなかった鳥居を潜って石段を登ると大量の汗が吹き出し、サウナのような高温多湿に一年分の汗をかいた気がした。
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/13秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:62mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:18.69MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-35mm F2 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/5秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:29mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:17.89MB
シルミチューで汗びっしょりとなり、空に雨雲も出始めたので、この日は明るいうちに宿泊先へ戻った。そしてこの夜は雷も伴う雨が降ったが、翌朝は快晴だった。私はこの日、のんびりと借りた家で休もうかと考えていたが、あまりの快晴に前日とは違う神の島、久高島へ行くことにした。久高島行きのフェリー乗り場がある安座真(あざま)港に車を停め、午前9時発のフェリーへ乗り込み、海風に吹かれること25分、無事に久高島の徳仁(とくじん)港に到着した。帰りは午後2時のフェリーと決め、私は自転車を借りることにした。荷台部分に据え付けられたチャイルドシートにカメラバックを積み、久高島の北端まで約3kmを木陰もあった東岸沿いの土の道をのんびりと走った。
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-35mm F2 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/500秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:24mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:18.40MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/500 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:46mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:21.86MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/500 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:14mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:30.35MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/500 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:15mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:23.48MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-35mm F2 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/400 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:24mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:20.08MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/320 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:14mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:31.14MB
カベール岬からの帰り道は途中から舗装された島の真ん中の道を通って戻ったが、舗装された道の照り返しは熱く、行きに走った土の道の方が好きだった。島の始祖家の大里家(ウプラトゥ)に立ち寄った後、自転車を返し、まだ誰もいないフェリー乗り場に早めに行きフェリーを待った。待っている間、この島にもう少し長くいたい、出来れば2,3日宿泊したいと思った。フェリーに乗り込み、久高島から離れて行くと海抜が低い島が海に沈んで行くように見えた。
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/320 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:62mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:32.54MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/500 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:135mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:16.28MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/320 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:51mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:25.27MB
使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/640 秒 | 絞り値:F7.1 | 焦点距離:35mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:25.23MB
浜比嘉島と久高島は共に神の島と言われている。私は二日間でそのふたつの島を訪ね、少し天に近づいた気がした。
※ このページに掲載された作品は、RAWデータ(X3F)を「SIGMA Photo Pro」で現像処理をしたものです。
一部、現像後にゴミ取りのためにレタッチソフトウェアを使用した画像もございます。