冬のモハベ国立自然保護区
押本 龍一

押本龍一、東京品川生まれ。
82年英語の勉強のため2年の予定で渡米。84年ニューヨークに渡り刺激を受け予定を変更、広告写真スタジオで働き始める。91年フォトグラファーとして独立。95年ニューヨークからロサンゼルスに拠点を移し現在に至る。エンターテインメント関係の撮影中心。近年はライフワークである旅写真に力を入れている。趣味は旅と山歩き。

オフィシャルサイト : http://oshimoto.net/

夕陽に染まるモハベ国立自然保護区(Mojave National Preserve)内のケルソー砂丘(Kelso Dunes)。ドラマチックな一日の終りを、超広角ズームレンズで大きくデジタルカメラに収める。

使用機材:SIGMA SD15 + 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 |
ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/60秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:8 mm

州間高速道路15号線(通称I-15)を北に走り、カリフォルニア州からネバダ州に入ると、暗い夜の砂漠に明るいネオンが見えてくる。カジノホテル、ファッションアウトレットモール、ガソリンスタンド、レストランがあり、ラスベガスの南40マイル(64km)に位置するプリム(Primm)は、暗闇のフリーウェイを走ってきた者にとって、ラスベガスに着いたと錯覚しそうになる。この夜、私はカリフォルニアとネバダの州境のコミュニィティー、プリムの安価なホテルに宿泊することにした。
客がまばらなカジノを通りぬけ、古いエレベーターで3階まで上がり、重たいドアを開け、部屋に入るとすぐにバスタブのない浴室でシャワーを浴びる。期待以上に勢いよく流れ出るお湯が嬉しい。ガソリンスタンドで買った缶ビールを開ける音が、大きい部屋に響き渡る。物音ひとつしない部屋、ベッドに横たわり昔の映画を観ながら眠りに付く。翌朝、5時にホテルをチェックアウトし、I-15を南下した。

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夜明け前にホテルを出て、I-15を走り始めてすぐに車を路肩に停めプリムを振り返る。
写真を撮るには最適とは言えない場所だったが、コンパクトなデジタルカメラは、撮影を気軽にしてくれる。

使用機材:SIGMA DP2s | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:400 | ホワイトバランス:晴れ |
シャッター速度:1/25秒 | 絞り値:F2.8 | 焦点距離:24.2 mm

シーマ・ロード(Cima Road)でI-15を降り、モハベ国立自然保護区 (Mojave National Preserve)に入る。車のフロントライトが照らしだす範囲以外、何も見えない暗い砂漠。
囲まれている風景が見えないのは少し怖い。その分、日の出が待ち遠しい。東の空がすこし明るくなると、モハベ砂漠の顔、ジョシュアツリーに囲まれているのを認識する。
欲する太陽はなかなか顔を出さず、冬の乾燥した砂漠、日の出前の冷え込みは強烈で、大地に立つ私の体は寒さに震え顔は硬直し、写真を撮る意気込みも失せそうになる。ようやく山の向こうから太陽の光が射し始めると、辺りは一気に明るくなり、朝日にレンズを向ける。手袋をした人差し指にシャッターを押す感触はなく、冷たい空気の中に響くシャッター音に、撮影者としての自分の存在を確認する。

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東の空が明るくなると、奇妙な姿をした砂漠の木ジョシュアツリーが浮かび上がってきた。
明るいレンズを開放近くまで開け、まだよく見えないミステリアスな風景をセンサーに送りこむ。

使用機材:SIGMA SD15 + 85mm F1.4 EX DG HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 |
ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/125秒 | 絞り値:F2.8 | 焦点距離:85 mm

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東の山から待ち望んだ太陽が顔を出し、それまで暗かった砂漠地帯にまぶしい光が届く。
日の出の瞬間は目がくらみ、周囲の風景をよく観察できなかったが、デジタルカメラは忠実に一日の始まりを捉える。

使用機材:SIGMA SD15 + APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 |
ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/500秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:200 mm

朝日がまぶしい道をゆっくりと走り、枕木が積み上げられたシーマ(Cima)に到着すると、日の出前の冷え込みがうそのように気温は急激に上昇していた。
朝の空気は澄みわたり、手袋なしでカメラを持ち、凍えることなく歩き回れるのが楽しい。シーマからは、モーニング・スター・マイン・ロード(Morning Star Mine Road)を北上した。

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海抜4,175ft(1,273m)のシーマに着くと気温は大きく上がり、デジタル専用大口径標準レンズをカメラに付け、辺りを歩き回る。彩度を落とし、静かな砂漠の朝を表現。

使用機材:SIGMA SD15 + 30 mm F1.4 EX DG HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 |
ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/800秒 | 絞り値:F4.0 | 焦点距離:30 mm

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家畜を囲む柵が、広大な砂漠の風景に似合っていた。
好奇の目で、柵の隙間から覗き込むように撮影。モノクロにすると柵の存在感がより強調された。

使用機材:SIGMA SD15 + 10-20mm F3.5 EX DC HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 |
ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/125秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:10 mm

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鉄塔が朝の砂漠に霞んでいた。
背景に見える山々は、実際の標高より高く感じた。
遠くにコヨーテが見え、後を追い砂漠を歩き回ったが、見つけることはできなかった。

使用機材:SIGMA SD15 + APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 |
ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/1000秒 | 絞り値:F7.1 | 焦点距離:168 mm

イヴァンパー・ロード(Ivanpah Road)に突き当たると、下り坂の道を南下した。モハベ国立自然保護区は起伏が大きく、上がったり下がったりしながら走る。地平線も傾き、平衡感覚を試されているような風景が続いていた。踏み切りを渡り、少し走ると舗装された道はダート道になり、いつの間にか道の名前は変わっていたが、景色は変わらず車は土煙を上げて走った。

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踏み切り越しに、砂漠地帯を一直線に伸びる道。
大きな風景の中、大きく足を広げ、大口径望遠ズームレンズをしっかりとホールドし、シャッターを切る。

使用機材:SIGMA SD15 + APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/1000秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:300 mm

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白いペイントを塗った錆びた鉄の表面に、強い陽射しが当たる。
OXと書かれた赤い字が目立ち過ぎず、周囲の風景に溶け込んでいる。
青い空と乾いた空気もこの光景によく似合い、ここでしか撮れない光景をさりげなく切り取る。

使用機材:SIGMA DP1x | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ |
シャッター速度:1/200秒 | 絞り値:F10.0 | 焦点距離:16.6 mm

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幅の広いダート道(シダー・キャニオン・ロード、Cedar Canyon Road)を東へ走り、狭いダート道を見つけた。どこまで続いているのだろうか、行けるところまで走ってみたくなる道だった。走りはじめるとすぐにリアガラスが砂ぼこりでほとんど見えなくなる。いくら走っても風景は変わらず、あまり先に行くと戻れなくなってしまいそうに思えたが、何ものにも縛られずどこまでも走って行けそうだった。

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ジョシュアツリーに囲まれた狭い道(Grotto Hills Road)は、どこまで行っても同じ風景が続いた。画面中央にフォーカスし、大口径望遠レンズの余裕のある大きなボケ具合で、終りのなさそうな砂漠の道を表現。

使用機材:SIGMA SD15 + APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 |
ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/2000秒 | 絞り値:F5.0 | 焦点距離:234 mm

幅の広いダート道に戻り、ループになっている短いトレール(Rock Spring Loop)に惹かれる。ロック・ハウス(Rock House)と呼ばれる家が建つ丘から、誰もいないトレールを歩き始める。丘から下り平らな砂漠に出ると、凍りついた泉を見た。泉から湧き出た水は凍っていて、飲み水はないように見えたが、泉まで歩いてきたいくつもの動物の足跡が、砂地の上に鮮明に残されていた。砂漠のオアシスには人間も集まってきた。1860年代、アリゾナ州で金と銀が発掘されると、そのエリアにロサンゼルスから必要な物資や手紙が運ばれた。この辺りはその中継地点として、米軍駐屯地(U.S.ARMY POST)であるCamp Rock Springが設置され、一時期73人の男たちが配置されていた。
しかし、この泉から十分な水は得られなかったようだ。

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陽が当たるところと日陰のコントラストは強く、写真撮影には難しい風景だった。
彩度を落とし、X3 Fill Light、コントラストを上げ大胆にアジャストし、冬の砂漠を表現。

使用機材:SIGMA SD15 + 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 |
ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/125秒 | 絞り値:F7.1 | 焦点距離:21 mm

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ロック・ハウス(Rock House)が丘に見える。
第1次世界大戦で毒ガスにさらされた男性が、1929年にこの地に家を建て健康を取り戻し、その後25年間1954年までこの地に生きた。

使用機材:SIGMA SD15 + 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 |
ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/250秒 | 絞り値:F11.0 | 焦点距離:35 mm

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私にとって十分な冒険だったわずか1マイル(1.6km)のトレールを歩いた後、南へ下っている広いダート道(Black Canyon Road)を走っていくと、砂漠にぽつんと大きな岩のかたまりが存在していた。周りを歩くとその大きさに驚く。
そして、岩は何故この一箇所に集中しているのか、何とも不思議な光景だった。岩のかたまりからは、でこぼこしたダート道(Wild Horse Canyon Road)沿いのこの日は泊り客がほとんどいないキャンプ場に立ち寄った。

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いくつかの岩を集めたような岩のかたまり。
重たくてびくともしないが、何者かがここに運んできたように思える。

使用機材:SIGMA SD15 + 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 |
ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/125秒 | 絞り値:F16.0 | 焦点距離:8 mm

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近くにいた牛が飲むための水だろうか。
濁った水の色は、生命の色に見えた。
乾燥して水源がほとんどないこの地では、持ち水が切れれば、私もこの濁った水に感謝し飲むだろう。

使用機材:SIGMA DP1x |
露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/125秒 |
絞り値:F10.0 | 焦点距離:16.6 mm

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柵のむこうから、私の動きを観察していた牛。
何を考えているのだろうか、しばらく動かなかった。

使用機材:SIGMA SD15 + APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 |
ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/400秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:168 mm

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冬の平日、テントを張る人はほとんどいなかったキャンプ場(Mid Hills)。
生息していた木は、山火事で焼け焦げていた。

使用機材:SIGMA DP2s | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ |
シャッター速度:1/250秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:24.2 mm

広いダート道に戻り、モハベ国立自然保護区のガイドマップにも大きく紹介されているホール・イン・ザ・ウォール(Hole-In-the-Wall)と呼ばれるいくつもの穴が開いた奇妙な岩壁を散策した。冬の午後は短く、岩壁の大部分は既に陰になっていた。

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百万年以上にわたる火山噴火は、溶岩や火山灰を吐き出し、不均一な冷却と噴火中に溜まったガスは、岩に穴を開けた。風や雨の作用によって今日の風景が出来上がった。

使用機材:SIGMA SD15 + 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 |
ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/60秒 | 絞り値:F14.0 | 焦点距離:8 mm

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陽の光が直接届かない岩陰の中を歩いていると、背景の青い空がさらに青く美しく見え、岩壁に当たる陽の光は、計算されたスポットライトのようだった。

使用機材:SIGMA SD15 + 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 |
ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/125秒 | 絞り値:F13.0 | 焦点距離:8 mm

奇妙な岩壁を探索した後、ユニオン・パシフィック鉄道と並行している道(Kelso Cima Road)を下りながら鉄道のタウン、ケルソー(Kelso)まで走る。ケルソーからこの朝立ち寄ったシーマまでの区間約20マイル(32km)、高低差約2,000ft(610m)の勾配は、蒸気機関車にはきつい上りで有名だったが、下り坂だったこともあり、私の車は線路を横目に何の苦労もなく走り抜けた。スペイン風のビジターセンターに隣接しているレストランで、この日はじめての休憩をとる。私が見る砂漠の風景と、蒸気機関車で走った人の目に映った砂漠の風景は同じだったのだろうか、そんなことを考えながらコーヒーを飲む。

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海抜2,126ft(648m)のケルソー。きつい勾配を上るため、エクストラのエンジン(Helper Engine)を取り付けた。現在はビジターセンターとなり、レストラン、ミュージアムが設置されている。

使用機材:SIGMA DP2s | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ |
シャッター速度:1/125秒 | 絞り値:F7.1 | 焦点距離:24.2 mm

ケルソーで一息ついた後、ケルソー砂丘に向かった。駐車場に車を停めて、砂丘へ歩き出す。上りは砂で足が滑り、必死に足を前に出すが、なかなか砂丘を登れない。カメラのファインダーを覗くも体のバランスが安定しない。太陽はどんどん傾いていき、砂丘は暖かい夕陽の色に染まり、陰の部分が多くなった。私は砂丘の一番高いところを目指したが、その前に太陽は西の水平線に沈んだ。日没は美しかったが、陽が沈むとすぐに暗くなり気温が急激に下がりだすので、日没の瞬間を捉えるとすぐに駐車場に引き返した。車に戻ると靴が重たかった。靴を脱いで逆さにすると、サラサラと砂が落ちた。靴に入り込んだ砂は取りきれず、帰宅した私の家にも持ち込んだ。砂漠を走り回った唯一のお土産だった。

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傾いた陽の光が、砂丘を夕陽の色に染め、私の影を砂丘に映し出す。
小さなデジタルカメラで、言葉では表現できない大きなドラマを一瞬で切り取る。

使用機材:SIGMA DP2s | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ |
シャッター速度:1/125秒 | 絞り値:F6.3 | 焦点距離:24.2 mm

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25,000年という時間をかけ、高いところは700ft(200m)近くもある砂丘が自然につくられた。
ここからもう一踏ん張りして砂丘を登ったが、一番高いところまでは行けなかった。

使用機材:SIGMA SD15 + APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 |
ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/250秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:200 mm

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西の地平線に沈み行く太陽。静かで平和な砂丘の日没だった。
砂丘は一日の終わりを心得ていて、泰然とその瞬間を迎える。

使用機材:SIGMA SD15 + 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 |
ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/100秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:8 mm

※ このページに掲載された作品は、RAWデータ(X3F)を「SIGMA Photo Pro」で現像処理をしたものです。一部、現像後にゴミ取りのためにレタッチソフトウェアを使用した画像もございます。

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