“プレミアムコンパクトプライム”
Iシリーズ
Iシリーズは、ミラーレスシステムに新たな価値を提案するフルサイズ対応のレンズシリーズです。
撮影システムが小型軽量であることは、ミラーレスの大きなメリットのひとつです。高い光学性能と、一眼レフ機では実現しえなかったコンパクトさとの両立は、新たなシャッターチャンスとの出会いも生み出します。その反面、携帯端末など撮影の手段がこれほど多様化している現代において、あえてカメラやレンズを所有するということには、単に“撮る”ということ以上の価値が求められているのではないかとSIGMAは考えます。
1961年の創業から積み重ね、2012年からのSIGMA GLOBAL VISIONで洗練された高い開発力と加工技術を基盤に、道具としての品質、扱う中で感じる感触、そして所有すること自体の喜びに至るまで熟考し、形にした「Iシリーズ」。レンズという存在に今どういった価値を提案できるのか、SIGMA Contemporaryからのアンサーです。
Iシリーズの中でも特にコンパクトな広角、標準、中望遠の4本がラインアップ
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Contemporaryライン新基準の光学性能
常用できるコンパクトなレンズだからこそ光学性能の高さを重視しています。
最新の光学技術を基盤に構成されたSLDガラス5枚を含むレンズ群は、カメラ側では補正できない軸上色収差を中心に抑制。高い解像感と色にじみのないクリアな画質を実現しています。同時に、ミラーレスシステムの利点であるカメラ側の光学補正機能も活用することで、光学系でしか対応できない収差の補正に集中することができ、描写性能の向上とレンズサイズの小型軽量化を可能にしました。
さらに、高精度グラスモールド非球面レンズが高い解像感とボケ味の美しさを両立。色つきのない柔らかく大きなボケを活かしたフルサイズならではの撮影を楽しめます。最短撮影距離は50cm、最大撮影倍率1:5を達成し、主題を引き立てるクローズアップ撮影が可能です。
AF駆動系には静粛かつ高速なステッピングモーターを採用し、静止画はもちろん、動画撮影にも適しています。
高精度グラスモールド非球面レンズを採用
ガラス材料を高温でプレスすることで成型するグラスモールドの金型表面には、非常に高い精度が求められます。SIGMAでは金型の表面を±5ナノメートル(0.000005ミリメートル)以下の精度で管理する高精度金型を採用。精度の高いグラスモールド非球面レンズが、各収差の良好な補正とレンズ自体の小型化の両立を実現しています。
グラスモールド非球面レンズ用金型
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Iシリーズ仕様のビルドクオリティ
Iシリーズ共通仕様の金属製の外装を採用しています。切削アルミニウムによるパーツは美しいだけでなく、しっかりとした剛性感と高い耐久性など製品自体の品位向上にも繋がっています。さらに、操作リングと摺動する内部の構造体にも金属素材を採用。映像専用業務用レンズ“SIGMA CINE LENS”に裏打ちされた高い金属加工技術が可能にする高精度部品が、何度も操作したくなるほどの極上の質感を各操作部において実現しています。
24mm F3.5 DG DN | Contemporary、45mm F2.8 DG DN | Contemporaryとの組み合わせによる使用も配慮し、フィルターサイズは同じφ55mm※1、最大径も同じくφ64mmです。広角、標準、中望遠の3本合わせても質量は735g※2。3本を組み合わせることで、様々な撮影シチュエーションに対応するハイスペックかつコンパクトな撮影システムを構築できます。
※1フィルター径55mmのIシリーズは、90mm F2.8 DG DN | Contemporaryの他、17mm F4 DG DN | Contemporary24mm F3.5 DG DN | Contemporary、45mm F2.8 DG DN | Contemporaryがあります(2023年4月現在)。
※2.Lマウントの数値です。
マグネット式メタルキャップ
Iシリーズのレンズ※には、通常のプラスチック製キャップに加え、専用のマグネット式メタルキャップが付属します。この専用キャップは磁力式で、レンズ前面にぴたりと収まります。
Iシリーズを持ち歩き、使って頂くシーンにおいては、このキャップもまたレンズボディと同じく不可欠なパーツ。そんな思いから、磁力を使うという仕組みの検討からデザインまで考え抜き形にしています。このキャップはIシリーズにとっての画竜点睛と言っても過言ではないのです。
※45mm F2.8 DG DN | Contemporaryは除く
※ 写真は35mmです
※ フィルター装着時はご使用いただけません
マグネット式メタルキャップホルダー
LENS CAP HOLDER CH-11(別売)
レンズから外したキャップの行き場も、最適な場所を用意したい。その考えから、専用キャップの磁力を利用したキャップホルダーを用意しました。リングプレートにキャップを吸着できるので、紛失を防ぐだけでなく、ポケットやバッグの中にしまい込まなくても、身に着けたり、バッグに取り付けたりして持ち歩くことができます。このホルダーには利便性を向上させることに加え、撮り手の撮影中の佇まいにも寄り添いたい、そんな思いも込められています。
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搭載テクノロジー
その他
レンズ構成枚数10群11枚(SLD5枚、非球面レンズ1枚)を採用
高速AF対応
DMF、AF+MF対応
レンズフード(LH576-02)
マグネット式メタルキャップ(LCF55-01M)
SIGMA USB DOCK UD-11対応(別売・Lマウント用のみ)
フレア、ゴーストに配慮した設計
SIGMA独自のMTF測定器で全数検査
9枚羽根の円形絞りを採用
高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント