18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary

販売終了
 
 

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本格的なマクロから望遠まで、
幅広い撮影シーンに対応できる
新基準の標準ズーム

さらなる高性能化と小型・軽量化、
「マクロ撮影も可能なレンズ」を目指して開発

SIGMAは、2005年にSIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DCを発売して以来、常に新しいテクノロジーを反映したデジタル専用高性能標準ズームレンズを製品化して参りました。SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DCは一本で広角から望遠まで撮影できるクラス最小・最軽量のレンズとして、2007年には手ブレ補正OS機構を搭載、2011年にはボディサイズをコンパクト化する等、開発を続けてまいりました。 本レンズは、新しいプロダクトラインのもと、高倍率ズームレンズでありながら、標準ズームレンズとして常用できる小型・軽量なサイズ、そして「マクロ撮影も可能なレンズ」を目指し開発されました。交換レンズの入門機として、幅広い撮影シーンに対応可能です。

このレンズの大きな特徴は、マクロレンズ並みにクローズアップ撮影が可能なことです。最短撮影距離は39cm、最大倍率は1:3を実現。アクセサリーの撮影や料理、花の撮影などで、レンズを交換する事なく接写が可能です。ワーキングディスタンスは14.7cm。被写体から距離を取ることができるので、レンズやカメラの影などが写り込みにくく、自然光を利用した花の撮影などに最適です。レンズ鏡筒に各焦点距離における最大撮影倍率を表示しているため、撮像素子上の被写体の大きさ目安が分かり大変便利です。また、近接時の撮影において印刷文字が写り込まないよう、製品名を彫り込みにするなどのデザイン配慮を行っています。

超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor) 搭載

超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現しています。 AFアルゴリズムを改良する事で、よりスムーズなAFを実現しました。

手ブレ補正OS機構搭載

手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構を搭載し、高い補正効果を発揮。室内や夕景の撮影や近接撮影に威力を発揮します。少しのブレでも目立ちやすいマクロ域の撮影でも手ブレを効果的に補正し、撮影領域をひろげます。

※撮影距離が近距離になるに従い、手ブレ補正効果は徐々に減少します。
※ソニー A マウント、ペンタックス用は手ブレ補正機構を搭載しておりません。

手ブレ補正ON

手ブレ補正OFF

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標準ズームレンズと同クラスのコンパクトネス。
従来機種に比べて4.6mmの小径化と高性能を両立

さらなる高性能化と小型・軽量化、
「マクロ撮影も可能なレンズ」を目指して開発

理想的な常用レンズとしてコンパクトネスを追求しています。例えば、両面非球面レンズの採用や、モーターの小型化など、設計段階からコンパクト化を意識し、従来製品の最大径がφ75.3mmであったところ、本レンズではφ70.7mmと、従来機種に比べて4.6mmの小径化を実現。また従来機種容積比で11%のコンパクト化を実現しています。

さまざまな撮影シーンに対応できるコンパクトかつ高性能なレンズを実現するには、手ブレ補正OSユニットの小型化、レンズパワー配置や機構レイアウト配置などの全体最適による鏡筒のコンパクト化が不可欠です。このレンズでは、鏡筒に金属部品と親和性の高い複合材TSC(Thermally Stable Composite)を採用。精度の高い製品作りに貢献するとともに、ズームリング、スケールリング等の製品のスリム化を追求しました。

新複合材「TSC(Thermally Stable Composite)」採用

カメラやレンズの機構設計では、主要構造部を、金属とポリカーボネートそれぞれの特性を生かして、最適にレイアウトする必要があります。本レンズでは、アルミニウムと同等の熱収縮率をもち、温度による収縮が特に少なく、硬度が秀れている 新複合材TSC (Thermally Stable Composite)を業界で初めて採用。熱収縮率が少ないので金属部品との親和性が高く、精度の高い製品作りに貢献しています。

スムーズなズーミングを実現するカム

思い通りの焦点距離を即座に決め、意図したとおりの撮影タイミングを狂わせないため、よりスムーズでリズミカルなズーミングで、快適な撮影を約束します。

エキップメントとしての本質機能を徹底的に追求

新しいレンズラインでは、付属フードの接続部にラバーを採用。レンズキャップ、AF/MF切り替えスイッチも一新するなど、撮り手の直観的な要求に応えうる、エキップメントとしての本質機能を徹底的に追求しました。内部機構には、超音波モーターHSM (Hyper Sonic Motor)搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現。AFアルゴリズムを改良する事で、よりスムーズなAFを実現しました。

高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント

高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮製マウントを採用。長期使用に耐えうるよう、表面処理を施して強度を高め、高品質なレンズづくりを実現しました。

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ズーム全域で高画質を実現

広角から望遠まで高い光学性能を実現し、
安定した性能を発揮

Contemporary ラインにおいては、小型・軽量化を実現しつつも、最大限の性能を発揮することが求められますが、本レンズでは、屈折率の高いSLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)ガラスを採用し、望遠側の倍率色収差を良好に補正。また、両面非球面レンズを含む非球面レンズを採用し、コンパクト化の実現と共に諸収差を良好に補正、広角から望遠、マクロまでズーム全域で優れた描写表現が可能です。

フレア、ゴーストに配慮した設計

レンズ設計の初期段階からフレア、ゴースト対策を徹底し、逆光のような強い入射光に対しても影響を受けにくい設計を行っています。さらにスーパーマルチレイヤーコートを採用する事で、フレア、ゴーストの発生を軽減、逆光時の撮影においてもコントラストの高い描写を実現しています。

円形絞り

7枚羽根の円形絞りを採用。開放付近の絞りを使用する場合でも円形の美しいボケを得ることができます。

特殊低分散ガラス

光の波長によってガラスの屈折率が異なるため、色ごとに結像点がずれる現象を色収差といいます。望遠系のレンズで強く現れやすく、画質を悪化させる原因となっています。これらの色収差を取り除くため、色による屈折率の差が少ない凸レンズと色による屈折率の差が大きい凹レンズを組み合わせて、軸上色収差を抑えていましたが、それでもわずかな残存色収差=二次スペクトルが残ってしまいました。SIGMAは、従来方式のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクトルを徹底的に除去するために、二次スペクトルの補正能力の高い特殊低分散ガラスを多くのレンズ製品に導入し、高性能化を図っています。現在、SIGMA独自の特殊低分散ガラスは、ELD(Extraordinary Low Dispersion)ガラス、SLD(Special Low Dispersion) ガラス、FLD(“F” Low Dispersion)ガラスの3種類があります。特にFLDガラスは、分散性が極めて小さく、異常分散性が高い「蛍石」と同等の性能を持つ、透過率に優れた超低分散ガラスです。これらのガラスを効果的に使用、適切なパワー配置により、残存色収差を極限まで補正し、優れた描写性能を実現しています。

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