本格的なマクロ撮影が可能に
最短撮影距離22cm、最大倍率1:2.8。
マクロ並みの撮影を可能に
写真表現において被写体に近づけるということは重要な要素です。最短撮影距離22cm、最大倍率1:2.8のマクロ並みの撮影ができるこのレンズは、70mm時のワーキングディスタンスが5.52cm。テレ側の撮影においては、被写体とフードがぶつかってしまうほど、マクロレンズ並みの近接撮影ができます。一般的な撮影での使用頻度が高い35mm 判換算約25.5mm から105mm をカバーしているので、アクセサリーの撮影や料理、花の撮影などにも、レンズ交換する事なく接写することが可能です。ぎりぎりに近寄っても印刷文字が写り込まないよう、製品名をレンズ前面に彫り込むなどデザインにも配慮がされています。
超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor) 搭載
超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現しています。 AFアルゴリズムを改良する事で、よりスムーズなAFを実現しました。
手ブレ補正OS機構搭載
手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構を搭載し、高い補正効果を発揮。室内や夕景の撮影や近接撮影に威力を発揮します。少しのブレでも目立ちやすいマクロ域の撮影でも手ブレを効果的に補正し、撮影領域をひろげます。
※撮影距離が近距離になるに従い、手ブレ補正効果は徐々に減少します。
※ペンタックス用、ソニーAマウント用は手ブレ補正機構を搭載しておりません。
手ブレ補正ON
手ブレ補正OFF
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従来比30%のコンパクト化に成功
素材、機構を徹底的に見直し、大幅なスリム化を実現。
さまざまな撮影シーンに対応できるコンパクトかつ高性能なレンズを実現するには、手ブレ補正OSユニットの小型化、レンズパワー配置や機構レイアウト配置などの全体最適による鏡筒のコンパクト化が不可欠です。このレンズでは、鏡筒に金属部品と親和性の高い複合材TSC(Thermally Stable Composite)を採用。精度の高い製品作りに貢献するとともに、ズームリング、スケールリング等の製品のスリム化を追求しました。これにより、同等のクラスでは段違いともいえる高い光学性能を守りながらも、体積では従来機種比30%減のコンパクト化を実現しています。
新複合材「TSC(Thermally Stable Composite)」採用
カメラやレンズの機構設計では、主要構造部を、金属とポリカーボネートそれぞれの特性を生かして、最適にレイアウトする必要があります。本レンズでは、アルミニウムと同等の熱収縮率をもち、温度による収縮が特に少なく、硬度が秀れている新複合材TSC (Thermally Stable Composite)を業界で初めて採用。熱収縮率が少ないので金属部品との親和性が高く、精度の高い製品作りに貢献しています。
スムーズなズーミングを実現するカム
思い通りの焦点距離を即座に決め、意図したとおりの撮影タイミングを狂わせないため、よりスムーズでリズミカルなズーミングで、快適な撮影を約束します。
エキップメントとしての本質機能を徹底的に追求
新しいレンズラインでは、付属フードの接続部にラバーを採用。レンズキャップ、AF/MF切り替えスイッチも一新するなど、撮り手の直観的な要求に応えうる、エキップメントとしての本質機能を徹底的に追求しました。内部機構には、超音波モーターHSM (Hyper Sonic Motor)搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現。AFアルゴリズムを改良する事で、よりスムーズなAFを実現しました。
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ズーム全域で高画質を実現
無限遠からマクロ域まで、ズーム全域で高画質を実現。
ズーム全域で高画質を維持するために、蛍石と同等の性質を持つFLD(“F” Low Dispersion)ガラス2枚、SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)ガラス1枚を採用し、倍率色収差、軸上色収差を補正。さらに、両面非球面レンズを含む高精度なグラスモールド非球面レンズの採用と複雑な構造を持つ最新設計のカムで制御する事により、非点収差をはじめとする諸収差を良好に補正、無限遠からマクロ域まで、ズーム全域で高画質を実現しています。
広角側でF2.8の明るさ
ファインダーが明るく、構図決定が容易に行えます。背景をボカしたり、速いシャッタースピードを選択して、被写体ブレを防いだりすることが可能です。
特殊低分散ガラス
光の波長によってガラスの屈折率が異なるため、色ごとに結像点がずれる現象を色収差といいます。望遠系のレンズで強く現れやすく、画質を悪化させる原因となっています。これらの色収差を取り除くため、色による屈折率の差が少ない凸レンズと色による屈折率の差が大きい凹レンズを組み合わせて、軸上色収差を抑えていましたが、それでもわずかな残存色収差=二次スペクトルが残ってしまいました。SIGMAは、従来方式のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクトルを徹底的に除去するために、二次スペクトルの補正能力の高い特殊低分散ガラスを多くのレンズ製品に導入し、高性能化を図っています。現在、SIGMA独自の特殊低分散ガラスは、ELD(Extraordinary Low Dispersion)ガラス、SLD(Special Low Dispersion) ガラス、FLD(“F” Low Dispersion)ガラスの3種類があります。特にFLDガラスは、分散性が極めて小さく、異常分散性が高い「蛍石」と同等の性能を持つ、透過率に優れた超低分散ガラスです。これらのガラスを効果的に使用、適切なパワー配置により、残存色収差を極限まで補正し、優れた描写性能を実現しています。
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搭載テクノロジー
その他
レンズ構成枚数14群16枚(FLD2枚、SLD1枚、非球面レンズ3枚)を採用
SIGMA USB DOCK UD-01対応(別売)
フレア、ゴーストに配慮した設計
7枚羽根の円形絞りを採用
高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント