持てる技術を全投入、最高の光学性能を発揮する
「星景レンズ」の新しい基準
SIGMA 20mm F1.4 DG DN | Artは、高い点像再現性を求められる星景撮影でプロ・ハイエンドユーザーの理想に応える抜群の描写力を実現します。15群17枚というレンズ構成にSLDガラス2枚、非球面レンズ3枚を採用することで諸収差を補正、開放F値1.4での撮影から高い点像再現性を達成しており、画面中央から周辺まで像が流れずクリアで高い均一性を発揮します。特に、SIGMA最大級の大型両面非球面レンズによりサジタルコマフレアと像面湾曲を徹底的に抑えこむことで、超広角20mmの画角を最大限に活かしながら画面の隅々まで小さな星を一点一点描き出します。
SIGMA 20mm F1.4 DG HSM | Artや、SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art、SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Artなど、これまでに様々な大口径超広角レンズ、大口径レンズを製造してきた設計技術のノウハウと、SIGMA唯一の生産拠点・会津工場が誇る高精度な加工技術があるからこそ実現できた究極の星景撮影レンズです。
大型両面非球面レンズ
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過酷な撮影環境を想定、
新機能をふくめた充実の仕様に
新機能「MFLスイッチ」
「LOCK」にするとフォーカスリング操作が無効となる、MFLスイッチを新たに搭載。
マニュアルフォーカスで合焦後にフォーカスリング操作を無効にすることで、フォーカスリングを動かしてピントがずれてしまうなどの誤操作を防止します。
用途に合わせたフィルターの取り付けも可能
SIGMAの高精度な製造加工技術とミラーレスカメラに最適化した設計により、これまで困難であった大口径広角レンズへのフロントフィルター装着を可能にしました。さらに、リアフィルターホルダーを標準装備しているため、フロントフィルターとリアフィルターを撮影シーンに合わせて使い分けたり、併用したりすることで大口径広角レンズの表現の幅を広げます。特に星景撮影などで、フロントに光害カットフィルター、リアにソフトフィルターといった、自在なフィルターワークを叶えます。
結露を防止するレンズヒーターの使用を考慮した
「レンズヒーターリテーナー」
レンズ鏡筒部には、夜間の星景撮影での気温低下時に、レンズ内部に結露が発生するのを防ぐレンズヒーターを適切に装着するための「レンズヒーターリテーナー」を採用。レンズ鏡筒に巻きつけるレンズヒーターがレンズ前面に飛び出して、画面周辺にケラレが発生することを防ぎます。ショートフランジバックを活かした設計によりもたらされた小型軽量のレンズボディには、そのコンパクトな見た目からは想像できないほどの機能を備え、まさに星景撮影に最適な1本です。
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細部にまでこだわった
高いユーザビリティとビルドクオリティ
レンズボディはパーツ同士の結合部やボタン部分をシーリングした防塵防滴構造※を採用。さらに、レンズ最前面に撥水防汚コートを施しているので星景撮影などの撮影環境下でも安心して使用できます。
※ 防塵・防滴に配慮した構造となっており、小雨などでの使用は可能ですが、防水構造ではありません。
フォーカスモード切換えスイッチや、カメラから任意の機能を割り当てられるAFLボタン※、意図しない操作を防ぐMFLスイッチ、絞りリングロックスイッチ、脱落防止のロック機構と滑り止めのラバーパーツを採用した付属の花形フードは、あらゆる撮影シーンで確実な操作をサポートします。また、絞りリングクリックスイッチで絞りリングのクリックのON/OFFを切り換えることができ、クリックの音と感触を楽しむことも、動画撮影時のスムーズな絞り操作もレンズ1本で可能です。プロフェッショナルユースにも耐えうる耐久性や各操作部の良好な感触、アクセサリーひとつにも妥協のないこだわりによって、SIGMA Art F1.4シリーズの品位はもちろん細部に至るまで撮影機材として求められる価値を追求した高いビルドクオリティを備えています。
※ 対応しているカメラに限ります。また、カメラによって割り当てられる機能が変わります。
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DG DN Art F1.4 シリーズは
超広角から中望遠まで4本がラインアップ
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搭載テクノロジー
その他
レンズ構成15群17枚
高速AF対応
フロントフィルター装着可能(φ82mm)
DMF、AF+MF対応
AFアシスト機能に対応(ソニーEマウント用のみ)
花形レンズフード(LH878-04)
SIGMA USB DOCK UD-11対応(別売・Lマウント用のみ)
フレア、ゴーストに配慮した設計
SIGMA独自のMTF測定器で全数検査
11枚羽根の円形絞りを採用
高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント