あらゆる妥協を排除した、
光学性能優先の設計

高い解像力に加え、色収差を抑えた
ポートレート用レンズの決定版

髪の毛一本一本を表現できる圧倒的な解像力と、大口径が生み出す美しいボケ味。ポートレート撮影に必要なすべての要素を備え、一般的な標準レンズに比べ、顔のアップでも、全身の撮影でも、被写体を浮き上がらせることができます。

高い解像力を実現するとともに、徹底的に色収差を抑えた光学設計

レンズパワー配置の最適化を行うと共に、SLDガラス2枚、FLDガラス2枚を採用。ポートレート等でのピントの合った位置からその前後のボケや、細かい枝などに発生しやすい色収差を抑え、絞り開放から画面全域にわたりクリアで解像力の高い描写を実現しています。

Artライン35㎜ フルサイズ対応の単焦点レンズとして6本目

2012年にArtラインとして最初の製品、SIGMA 35mm F1.4 DG HSM | Art が誕生して以来、様々な製品を開発し、この SIGMA 135mm F1.8 DG HSM|Artは6本目の35mmフルサイズ対応の単焦点レンズとなります。超高画素時代の単焦点レンズの新しいスタンダードとしてラインナップが拡充しました。

超高画素デジタル一眼レフカメラに対応する
画質を実現

5,000万画素以上の超高画素デジタル一眼レフカメラの使用に耐えうる解像力を実現するため、フォーカス方式にフローティング機構を採用。どの撮影距離でも画面周辺まで最高のパフォーマンスを発揮します。ディストーションも抑え、デジタル補正に頼らない高画質を実現しました。

大きなボケが必要なポートレート撮影に最適

被写体と適度な距離を保ちつつ、望遠効果で遠近感を圧縮し画面を整理できる135mmは、顔のアップから全身までポートレート撮影に威力を発揮します。F1.8の大口径を活かして全身を捉えつつ背景をボカすなど、撮影のバリエーションを広げることが可能です。

特殊低分散ガラス

光の波長によってガラスの屈折率が異なるため、色ごとに結像点がずれる現象を色収差といいます。望遠系のレンズで強く現れやすく、画質を悪化させる原因となっています。これらの色収差を取り除くため、色による屈折率の差が少ない凸レンズと色による屈折率の差が大きい凹レンズを組み合わせて、軸上色収差を抑えていましたが、それでもわずかな残存色収差=二次スペクトルが残ってしまいました。SIGMAは、従来方式のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクトルを徹底的に除去するために、二次スペクトルの補正能力の高い特殊低分散ガラスを多くのレンズ製品に導入し、高性能化を図っています。現在、SIGMA独自の特殊低分散ガラスは、ELD(Extraordinary Low Dispersion)ガラス、SLD(Special Low Dispersion) ガラス、FLD(“F” Low Dispersion)ガラスの3種類があります。特にFLDガラスは、分散性が極めて小さく、異常分散性が高い「蛍石」と同等の性能を持つ、透過率に優れた超低分散ガラスです。これらのガラスを効果的に使用、適切なパワー配置により、残存色収差を極限まで補正し、優れた描写性能を実現しています。

フレア、ゴーストに配慮した設計

レンズ設計の初期段階からフレア、ゴーストに対する対策を徹底し、逆光のような強い入射光に対しても影響を受けにくい設計を行っています。スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア、ゴーストの発生を軽減し、逆光時の撮影においてもコントラストの高い描写を実現。付属フードの装着により、レンズの描写に悪影響を与える有害光を効果的にカットし、内面反射の発生を防ぎます。

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最新技術を投入

大型HSM搭載、簡易防塵防滴構造、電磁絞り採用

優れた光学性能はもとより、仕様面でも最新の技術を投入して製品化を実現。大型のHSM、簡易防塵防滴構造など、高品質なレンズをめざしました。

大型HSMの採用で、快適なオートフォーカスが可能

大型HSM(Hyper Sonic Motor)を採用することで、フォーカス群を駆動させる十分なトルクが得られるとともに、低速での安定した動作が可能。また、AFアルゴリズムの最適化とフォーカスリミッターの採用により、撮影距離に応じた、快適なオートフォーカス撮影が可能となります。

フルタイムマニュアル機構搭載

オートフォーカス作動中でも、フォーカスリングを回すだけでマニュアルでのピント合わせが可能なフルタイムマニュアル機構を搭載。フォーカスモードを切り替えることなく、素早いピントの調整が可能です。

※ マウントによって、フルタイムマニュアル機構の初期動作が異なります。

ニコン用にも電磁絞り採用

ボディ側からの電気信号で絞りを制御する電磁絞り機構の搭載により、高速連写時のAE安定性向上を図りました。

ニコンFマウント用対応機種について

マウント部に簡易防塵防滴構造を採用

マウント部にゴムのシーリングを採用しています。ゴミなどの侵入が一番心配されるマウント部を保護しています。

※SIGMA SAマウントをのぞく。

円形絞り

9枚羽根の円形絞りの採用により、開放付近で円形のボケを楽しむことができます。

高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント

高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮製マウントを採用。長期使用に耐えうるよう、表面処理を施して強度を高め、高品質なレンズづくりを実現しました。

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マウントコンバーター
MC-11に対応

複数のボディで、レンズが共有可能に

SIGMA SA用交換レンズ及び、キヤノン用交換レンズをソニーEマウントボディで使用できるマウントコンバーターMC-11に対応しています。ソニーEマウントにおいても、SIGMAのレンズをご活用頂けます。

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搭載テクノロジー