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Art
35mm F1.4 DG HSM

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104,704

利用可能マウント

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  • カメラタイプ

    一眼レフ

  • 対応マウント

    L マウント, ソニー E マウント, シグマ SA マウント, キヤノン EF マウント, ニコン F マウント, ペンタックス K マウント

  • センサーフォーマット

    フルサイズ

  • レンズ構成枚数

    11群13枚

  • 画角

    63.4°

  • 絞り羽根枚数

    9枚 (円形絞り)

  • 最小絞り

    F16

  • 最短撮影距離

    30cm

  • 最大撮影倍率

    1:5.2

  • フィルターサイズ

    φ67mm

  • 最大径 × 長さ

    シグマ SA マウント:φ77mm × 94.0mm

    L マウント:φ77mm × 118mm

    ソニー E マウント:φ77mm × 120mm

    ※長さはレンズ先端からマウント面までの距離です。

  • 質量

    シグマ SA マウント:665g

    L マウント:755g

    ソニー E マウント:734g

  • エディションナンバー

    A012

    レンズ鏡筒に製品が初めて発売された年の下3桁を刻印し、発売年ごとの識別が可能です。
    (製造年とは異なるためマウントによっては、発売年とエディションナンバーが一致しないことがあります。)

  • 価格

    シグマ SA マウント:オープンプライス

    ニコン F マウント:オープンプライス

    キヤノン EF マウント:オープンプライス

    ペンタックス K マウント:オープンプライス

    L マウント:オープンプライス

    ソニー E マウント:オープンプライス

    ソニー A マウント:オープンプライス

  • 付属品

    ケース、花形フード(LH730-03)付

  • 対応マウント / 商品コード

    シグマ SA マウント:00-85126-34056-8

    ニコン F マウント:00-85126-34055-1

    キヤノン EF マウント:00-85126-34054-4

    ペンタックス K マウント:00-85126-34061-2

    L マウント:生産完了しました

    ソニー E マウント:生産完了しました

    ソニー A マウント:生産完了しました

  • カメラ・レンズ対応表

    詳細はこちら

  • ※ Lマウントはライカカメラ社の登録商標です。
  • 開放値F1.4大口径広角レンズの傑作

    大口径ながら軸上色収差を極限まで補正、周辺まで高解像描写を実現。

    レンズの描写に影響を与える収差のなかでも、高い描写性能の実現に欠かせない要素のひとつが色収差の補正です。色収差には、軸上色収差と倍率色収差があり、倍率色収差は画像処理で補正することができますが、軸上色収差は画像処理での補正が困難です。本レンズでは、蛍石と同等の性質を持つFLD(“F” Low Dispersion)ガラスと、SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)ガラスを採用し、レンズのパワー配置の最適化を行うことで、倍率色収差と同時に、ピントが合った位置からその前後のフォーカス位置におよぶ軸上色収差をも十分に補正しました。また、非球面レンズを適切に配置することにより、非点収差と像面湾曲の補正を実現。画面周辺まで解像力の高い描写を実現しています。

  • レンズ構成

    最前面に大口径の非球面レンズを採用することによって、鏡筒のスリム化を実現。蛍石と同等の性能を誇るFLDガラス1枚と、SLDガラス4枚を採用し、色収差を極限まで補正。レンズのパワー配置を考慮し、諸収差を良好に補正。F値1.4という大口径レンズでありながら、高画質を実現しました。

  • 特殊低分散ガラス

    光の波長によってガラスの屈折率が異なるため、色ごとに結像点がずれる現象を色収差といいます。望遠系のレンズで強く現れやすく、画質を悪化させる原因となっています。これらの色収差を取り除くため、色による屈折率の差が少ない凸レンズと色による屈折率の差が大きい凹レンズを組み合わせて、軸上色収差を抑えていましたが、それでもわずかな残存色収差=二次スペクトルが残ってしまいました。Sigmaは、従来方式のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクトルを徹底的に除去するために、二次スペクトルの補正能力の高い特殊低分散ガラスを多くのレンズ製品に導入し、高性能化を図っています。現在、Sigma独自の特殊低分散ガラスは、ELD(Extraordinary Low Dispersion)ガラス、SLD(Special Low Dispersion) ガラス、FLD(“F” Low Dispersion)ガラスの3種類があります。特にFLDガラスは、分散性が極めて小さく、異常分散性が高い「蛍石」と同等の性能を持つ、透過率に優れた超低分散ガラスです。これらのガラスを効果的に使用、適切なパワー配置により、残存色収差を極限まで補正し、優れた描写性能を実現しています。

  • 高解像、そして美しいボケ描写

    ディストーションを補正 、開放付近の美しいボケ描写が可能に。

    レンズ第一面に採用した非球面レンズの効果により、ディストーションを補正しながらも周辺光量を確保。円形絞りの採用により、開放付近で円形のボケを楽しむことができます。パワー配置の最適化により、サジタルコマフレアを良好に補正。画面周辺部の点光源のにじみも少なく、軸上色収差を極限まで補正。夜景・天体写真にも向いています。開放付近の美しいボケを得ることが可能です。

  • 円形絞り

    9枚羽根の円形絞りを採用。イルミネーションや水面に輝く光などの点光源を背景にした撮影において、開放付近の絞りを使用する場合でも円形の美しいボケを得ることができます。

  • 素材、ユーザビリティ、機能すべてに洗練

    撮影者にとっての本質機能を追求、高度に融合させた設計。

    新しいレンズラインでは、付属フードの接続部にラバーを採用。レンズキャップ、AF/MF切り替えスイッチも一新するなど、撮り手の直観的な要求に応えうる、エキップメントとしての本質機能を徹底的に追求しました。内部機構には、超音波モーターHSM (Hyper Sonic Motor)搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現。AFアルゴリズムを改良し、よりスムーズなAFに。ピントを合わせた後、フォーカスリングを回すだけで、ピントの微調整ができるフルタイムマニュアルも可能です。また、高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮マウントを採用。長期使用に耐えうるよう、表面処理を施して強度を高め、高品質なレンズづくりを実現しました。内部のパーツにも、金属部品と親和性の高い新複合材TSC (Thermally Stable Composite)など適切に配置し、精度の高い製品づくりを実現しています。

  • 超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor) 搭載

    超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現しています。

  • フローティングインナーフォーカス採用

    光学系内部のいくつかのレンズ群を、それぞれ異なる繰出し量でフォーカシングするのがフローティングシステムです。これにより撮影距離の変化による収差変動や、繰出し量を少なくすることができ、撮影距離の変化が大きいマクロレンズ、レンズ構成が非対称な一眼レフ用広角レンズにおいて特に効果を発揮します。

  • 新複合材「TSC(Thermally Stable Composite)」採用

    温度による収縮が特に少なく、硬度が秀れている新複合材
    (*)TSC (Thermally Stable Composite)をレンズ鏡筒に初めて採用。一般的に使用されているポリカーボネートに比べ約25%高い弾性率を実現。 熱収縮率が少ないので金属部品との親和性が高く、精度の高い製品作りに貢献しています。また、ズームリング・スケールリング等の部品のスリム化に寄与しています。

    (*)TSC (Thermally Stable Composite)
    アルミニウムと同等の熱収縮率を持つポリカーボネート。金属部品との親和性が高く、精度の高い製品作りに貢献します。

  • フレア、ゴーストに配慮した設計

    レンズ設計の初期段階からフレア、ゴーストに対する対策を徹底し、逆光のような強い入射光に対しても影響を受けにくい設計を行っています。スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア、ゴーストの発生を軽減し、逆光時の撮影においてもコントラストの高い描写を実現。付属の花形フードの装着により、レンズの描写に悪影響を与える有害光を効果的にカットし、内面反射の発生を防ぎます。

  • 高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント

    高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮製マウントを採用。長期使用に耐えうるよう、表面処理を施して強度を高め、高品質なレンズづくりを実現しました。

レンズ構成図

FLDガラス

SLDガラス

非球面レンズ

MTFチャート

MTF(Modulation Transfer Function)は、レンズ性能を評価する尺度のひとつで、被写体の持つコントラストを像面上でどれだけ忠実に再現できるかを表したものです。図の横軸に像高(画面中心からの距離mm)を、縦軸にコントラスト値(最高値を1)を示したものです。
10本/mmの曲線が高いほど(1に近いほど)コントラストがよくヌケのよいレンズとなり、30本/mmの曲線が高いほど(1に近いほど)高解像度でシャープなレンズといえます。

*上記MTF性能曲線図は絞り開放時、無限位置でのデータです。
*歪曲補正に対応するミラーレス用レンズでは、横軸はLマウント用レンズをシグマ製Lマウントカメラに装着して歪曲補正を行ったときに相当する像高を示しています。(歪曲補正の効果はマウントやカメラによって異なることがあります。)
*空間周波数は歪曲補正を行う前の像面上での空間周波数を示します。

  • 空間周波数

    S:放射方向

    M:同心円方向

  • 10本/mm

  • 30本/mm

波動光学的MTF

ディストーション

effective distortion

点線部は理想的なレンズで格子模様を写したイメージ図です。赤線部は実際のレンズで格子模様を写したもので、ディストーションによって、格子模様がどの様に歪むかが読み取れます。

relative distortion

この図は横軸に理想的な像高(画面中心からの距離[mm])をとり、縦軸にディストーションの大きさを示しています。ディストーションの大きさは理想的な像の高さY0に対して、実際の像の高さYがどれだけ伸びているか(または縮んでいるか)で表わされます。

ディストーションの大きさ D[%]=(Y-Y0)/Y0×100
四角いものを撮影すると、ディストーションの値がマイナスの場合膨らんだように写り(たる型ディストーション)、プラスの場合凹んだように写ります(糸巻き型ディストーション)。
ディストーションの値が0に近いほど上記の歪みが自立たなくなります。

周辺光量

周辺光量の見方

図の横軸に像高(画面の中心からの距離mm)を、縦軸に中心の光量を100%としたときの周辺の光量を表示したものです。周辺部の光量が少なすぎると、画面の四隅が暗い写真になってしまいます。

  • F1.4

  • F2.8

  • F5.6

カメラ SIGMA SD1
シャッタースピード 1/60s
絞り値 F11
ISO感度 100
焦点距離 35mm
焦点距離
(35mm換算)
52mm
撮影者 萩原 和幸
カメラ SIGMA SD1
シャッタースピード 1/320s
絞り値 F5.6
ISO感度 100
焦点距離 35mm
焦点距離
(35mm換算)
52mm
撮影者 萩原 和幸
カメラ SIGMA SD1
シャッタースピード 1/30s
絞り値 F2.5
ISO感度 100
焦点距離 35mm
焦点距離
(35mm換算)
52mm
撮影者 萩原 和幸
カメラ SIGMA SD1
シャッタースピード 5s
絞り値 F8
ISO感度 100
焦点距離 35mm
焦点距離
(35mm換算)
52mm
撮影者 矢島 公雄

開放値F1.4大口径広角レンズの
革新的な解像美。
「フラッグシップ」にふさわしい
最高レベルの描写性能。
別次元のクオリティを、あなたの眼と、手に。

すべてにおいてワンランク上のクオリティを実現。
「最高」の基準を刷新するSigmaの自信作

開放値F1.4大口径広角レンズの圧倒的な解像力。
「フラッグシップ」にふさわしい最高レベルの描写性能を。

常に最新の光学技術を採り入れ、高性能なレンズを発売してきたSigmaの新プロダクト・ライン第一号が、このSigma 35mm F1.4 DG HSM|Artです。広角での撮影において、最高レベルの明るさと美しいボケ味を生み出す大口径F1.4の広角レンズ。浅い被写界深度を生かした撮影や、光量の少ない夕景、室内での手持ち撮影など、大口径F1.4ならではの画づくりが可能です。

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