Lineup
幅広い焦点距離をカバー
広角から望遠まで幅広くラインナップ。SIGMAのセットだけで一本の作品が撮影可能に。
フルフレームに対応
各社カメラとの互換性
各社のカメラとの互換性を確認済み。
高解像感とクラシックな表現を両立させた唯一無二のルックを持つ“Classic Art Prime”
光学系をノンコートレンズ中心に構成することで、SIGMA CINE LENSが特長とする高い解像感と、低コントラストかつ美しいフレア・ゴーストが特徴のクラシックな映像表現とを両立しています。FF Classic Prime Lineでしか得られない唯一無二のルックで、映像クリエイションにまだ見ぬ可能性を提案します。
/i Technology対応
Cooke社の通信規格「/i Technology」に対応した、電子接点付きPLマウントをラインアップ。同一規格採用のシネマカメラで収録することで、距離、焦点距離、絞り値などレンズ側の撮影メタデータの表示・記録が可能です。詳細な撮影データを必要とするVFXなど、ポストプロダクションにおける合成作業を効率化できます。
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Image Quality
全数を性能評価
優れたレンズには、よい設計、よい製造、よい検査の3条件が必要です。考え抜かれたコンセプトと、高度で精巧な日本の製造技術から生まれたレンズの最後の決め手となるのは、レンズの性能評価です。従来までは、一般的なセンサーを使ったMTF測定器を用いてレンズの性能を測定してきましたが、今回新たに、4,600万画素FOVEONダイレクトイメージセンサーを用いたMTF測定器「A1」を独自に開発。これまで検出できなかった高周波成分の検査までも可能になりました。CINE LENSはすべてこの「A1」でチェックを受けてから出荷されます。最高クラスの解像度をもつセンサーによる、最高性能のレンズにご期待ください。
シャープネスとボケの両立
厳しい画質基準を要求されるスチルレンズ開発で長年取り組んできている課題解決の成果をそのまま継承。
統一されたカラーバランス
全てのレンズはCCIの社内規格に則って設計。統一されたカラーバランスによって、カラーコレクションが容易に。
6K-8Kクラスの解像力
5000万画素級のスチルカメラで鍛えられた光学系をそのまま使用。4K以上の動画撮影にも余裕で対応。特にクロマキーのような用途にも威力を発揮。
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Build Quality
軽量・コンパクト
高性能スチルレンズの生産で培ってきた高精度・高効率の量産技術でシネマレンズの小型化・軽量化を実現。動画撮影の本質機能を見極め、重量やサイズの増加を抑制しつつ、必要十分な機能付加、耐久性の向上など仕様を最適化。性能とコンパクトネスを高次元で両立。
防塵防滴構造※
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM|Sportsと同等の防塵防滴構造※。各リング/マウント周辺に施したシーリングが、水濡れや粉塵のレンズ内部侵入のリスクが高い過酷な撮影環境で威力を発揮。シネマレンズとしては異例の十分な仕様により、撮影に集中できるだけでなく、メンテナンスの負担を大幅に軽減。
※防塵・防滴に配慮した構造となっており、小雨などでの使用は可能ですが、防水構造ではありません。
フルメタルボディ
業務用機材として長年にわたる過酷な使用にも耐える総金属製のボディ。
蓄光塗料採用
スペック表記や目盛りの基線、レンズ交換指標に蓄光塗料を採用。暗闇でのレンズ交換や操作をアシスト。更に各リング表記全てに蓄光塗料を採用した”FULLY LUMINOUS”バージョンへの換装にも対応(有償)。
レーザー刻印採用
各リングの表記はレーザー刻印仕様。長年の使用や、目盛り上でのテープの貼り剥がしによる印刷剥がれの心配無く使用可能。
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Front
フィルターサイズ①
フィルターサイズは製品によってΦ82mmまたはΦ86mmで、同一フィルターサイズの製品同士ではNDフィルター装着も同一サイズで対応可能。
※一部機種でフィルター非対応
・フィルターサイズΦ82mm:
24mm T2.5 FF~50mm T2.5 FF, 135mm T3.2 FF
・フィルターサイズΦ86mm:
65mm T2.5 FF, 85mm T2.5 FF:M 86 x 1.0 mm
・フィルター非対応:
14mm T3.2 FF, 20mm T2.5 FF, 105mm T2.5 FF
フロント径95mm②
主だったシネマレンズと同じ95mmのフロント径を採用。マットボックスとの互換性も担保。同等クラスに比べ小型軽量化を実現。
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Ring
ギア位置の統一③④⑤
各リングに設けられたギアの位置を統一。レンズ交換の際もフォローフォーカスやモーターユニットなどアクセサリーの再調整が不要。
0.8Mのギアピッチ③④⑤
ギアはシネマスタンダードの0.8Mピッチで、既存のアクセサリーとの互換性を確保。
サイレントリングストッパー③④⑤
各リングのストッパーは特殊な樹脂ダンパーを使用したサイレント仕様。しっかりとした端当ての感覚を保ちつつ、金属的な音を除去。静かな現場でもストレスなく撮影が可能に。
フォーカス回転角180°③
スチルレンズの2倍以上の回転角180°で繊細なフォーカスワークが可能に。カムを最適化し、無限遠側のピッチが緩やかになるよう調整。遠距離でのフォーカスも容易に。
ズーム回転角160°④
スチルレンズの2倍以上の回転角160°で繊細なズーミングが可能に。
マニュアルアイリス⑤
マニュアル操作可能な絞りリングを新搭載。クリック機構がなく、スムーズな操作を実現。シネマスタンダードのT値表記で、露出決定がより正確に。絞りリングの回転角はハイエンドシネマレンズと同等の約60°
リニア式アイリスリング⑤
絞りリングはリニアタイプ。一絞りあたりの回転角が一定なので直感的な絞りの操作が可能に。
選べるフォーカスリング
SIGMA CINE LENSのフォーカスリングの単位はフィート表記とメートル表記の2種類から選べます。
加えて、フォーカスリングも購入後有償での交換が可能。レンズを撮影環境に適合させることができます。
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Accessories
専用レンズサポートフット⑦
専用のレンズサポートフットを標準装備。カメラボディへの負荷やマウント部のガタを軽減。座面の高さは既存のアクセサリーとの互換性に配慮して適切に設定。小型レンズながら、2つの取り付けネジ穴がアクセサリー装着の自由度を担保。
専用かぶせ式レンズキャップ
シネマスタンダードのかぶせ式フロントキャップを付属。
対応アクセサリー
SIGMA MOUNT CONVERTER MC-31は、PLマウントのシネレンズを、SIGMA fpシリーズをはじめLマウントを採用したデジタルカメラで使用するためのコンバーターです。
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唯一無二のルックを持つ
SIGMAの新しいArt、
“Classic Art Prime”
ラージフォーマットかつ8K撮影に対応する圧倒的な解像感と、コンパクトなサイズ感を実現したFF High Speed Prime Line。このレンズラインをベースに、FF Classic Prime Lineでは、光学系をノンコートレンズ中心に構成することで、SIGMA CINE LENSが特徴とする高い解像感と、低コントラストと美しいフレア・ゴーストによるクラシカルな映像表現の両立を可能にしています。また、FF High Speed Prime Lineの特長のひとつである大きなボケも、同様に活かすことが可能です。
FF Classic Prime Lineでは新規設計の専用コートを適所に施すことで、ラインアップ内のT値(14mm,135mmはT3.2、その他はT2.5)とルックを統一しています。これにより、ポストプロダクションにおける作業の効率化に寄与します。さらに、Cooke社の通信規格「/i Technology」への対応により、VFXなど最新の映像編集にも適しています。
また、レンズの最前・最後面にも専用コートを施すことで、レンズ自体の耐久性も最新レンズ同等に確保されています。
最新技術によるレンズ性能を基盤とした、高解像感とクラシカルな表現の融合という、Artラインの新たな挑戦となる”Classic Art Prime”。FF Classic Prime Lineでしか得られない唯一無二のルックで、映像クリエイションにまだ見ぬ可能性を提案します。
最高のクオリティを、細部まで。「会津塗」採用
SIGMAは常に、最高のクオリティを実現するべく、「最良の素材・技術」を惜しみなく、妥協なく投入しています。Classic Art Primeシリーズもその例外ではなく、ロゴひとつにおいてもそのポリシーは息づいています。多種多様なレンズを使用する撮影現場においてレンズの識別を可能にし、プロの道具にふさわしい質感と品位、シネマレンズの過酷な環境下にも対応する耐久性を備えること。これらのことを目指して探索し、「Classic」ロゴ部分に採用したのが会津塗の技法でした。最良の技法は、幸いにもわたしたちの生産拠点にありました。
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