現像時のポイント:建物の雰囲気、路面に引かれたペイントから、水平垂直を出して撮影すれば、歪曲収差の無さを強調できる作例が収められると考えて撮影しました。青空の雰囲気と斜光、Foveonセンサー&映像エンジンの色再現を鑑みて、現場でイメージしたのはコダクローム的な写り。最終的にAdobe Photoshopでレタッチを行うことを踏まえて、現像を行います。現像のポイントは、シャドウを落とし込み、ハイライトを上げて、輝度差を作る方向でコントロール。X3 Fill Lightをかなりマイナス方向に振り、階調を全体的に圧縮します。同様に露出もマイナス方向に切り詰めます。現像後、Adobe Photoshopにて現像したファイルを開き、主に以下のプロセスで、画面内の明るい部分(建物と空)に黒を載せます。