撮影者の“したい”に合わせて柔軟に変化するfpシリーズ。
その主な機能と特長を4つの使用例からご紹介します。
フルサイズならではの高画質と表現力。fp Lでは、有効約6,100万画素のイメージセンサーによる圧倒的な解像力を楽しむことができます。さらに、有り余るほどの画素数を活かしたクロップズーム機能を搭載しています。
フルサイズならではの高画質と表現力。精細な描写とともに豊かな階調を楽しむことができます。
SIGMA fpシリーズのカラーモードは、人物、風景など基本のシーンに対応する標準的なモードはもちろん、これまでのFOVEONセンサーカメラで高い評価をいただいている特徴的なモード、さらにTeal and OrangeやPowder Blue、DuoToneなど新しいアーティスティックな表現を提案するモードといったSIGMA独自の色再現により構成されています。
個性的な16種類のカラーモードが、撮影者の写真・映像表現をさらに自由で幅広いものにします。任意の撮影設定を保存できる新機能を搭載。保存した設定はQRコードの画像データとして記録されるので、QRコードをストックしておけばお気に入りの設定を何パターンでも素早く読み込むことができます。さらに、QRコードを交換したりSNSなどを使って紹介することで、おすすめの撮影設定をユーザー同士で共有するという新しい楽しみ方も可能になります。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
fpには高精度なコントラストAFを採用。快適なオートフォーカス撮影が可能です。fp LではコントラストAFに加え、速度に優れた像面位相差AFを採用。ハイブリッドAFにより、高速で追従性の高いオートフォーカスを実現しています。fp、fp Lともに顔/瞳優先AFを搭載しているので、人物撮影も快適に行うことができます。
fpシリーズ専用のアクセサリーに外付けの電子ビューファインダー(別売)が登場。0.5型、約368万ドットの有機ELパネルを使用した高解像・高輝度なファインダーで、撮影への没入感をより一層楽しむことができます。
fpシリーズはCinemaDNG収録に対応。さらにHDMI外部出力により、Blackmagic RAW、ProRes RAWでの収録が可能です。プロジェクトのワークフローに合わせたRAWフォーマットが選択できます。
対応機種一覧ジンバルメーカーとの協力により、fpシリーズはジンバルでのカメラコントロールに対応しています。小型軽量なfpシリーズを中心としたコンパクトな撮影システムの高い機動力が、様々なシーンでのジンバル収録に適応します。
対応機種一覧fp LではコントラストAFに加え、速度に優れた像面位相差AFを採用。被写体へのフォーカスの追従性が高く、ジンバルを使用した収録やワンオペレーション収録などマニュアルフォーカスが難しい場面でのフォーカス合わせに役立ちます。
映像制作で使用される各種フレームレートに対応。23.98pではない本当の24pが新たに追加されたことで、より多くのプロジェクトに適応します。さらに、外部出力によるDCI/4K収録と組み合わせることで、デジタルシネマのフォーマットにも最適化することができます。
撮影者の好みに応じた露出ツールを使用して正確な露出レベルの把握ができます。
※EL Zone™ は、Cinecam, Inc.の登録商標です。カメラ内にUSBホスト機能を搭載したことにより、最大4TBの外部SSDへの高速記録に対応。4TBのSSDを使用すれば、最高品質の非圧縮RAWデータ(CinemaDNG 4K UHD 12 bit 29.97p)が150分以上収録可能です。また、撮影後にSSDをコンピューターにそのまま接続することができるため、スピーディーにカラーグレーディングを行うことができます。
対応機種フォーカスリングによるピントの移動量をリニア / ノンリニアのいずれかに設定できる「フォーカスリング制御」機能を搭載しました。
※1 対応レンズのみ設定可能です。
※2 この機能を使用するには対応レンズのファームウェアを最新バージョンにアップデートする必要がございます。
STILLモードとCINEモードで、露出に関する設定を連動させるか、させないかを選択できる「STILL/CINE連動設定」機能を搭載しました。
※撮影モード / 絞り値 / シャッタースピード / ISO感度 / 露出補正が連動 / 非連動の対象になります。
HDMI RAW出力機能の拡張により、ATOMOS社製のモニター / レコーダーとクラウドサービスを組み合わせたC2C(Camera to Cloud)機能に対応します。 カメラがRAW形式でHDMI出力した映像信号を、レコーダーはProResRAW形式のオリジナルファイルとH.265のProxyファイルを同時に収録します。収録完了後、ProxyファイルはATOMOS Cloud Studio経由でFrame.ioなどのクラウドサービスに自動的にアップロードされます。これにより、クライアントは撮影現場にいなくても素材をチェックしてコメントを入れたり、編集チームがオフライン編集をスタートすることが可能になります。
※モニター/レコーダーのファームウェアアップデートが必要です。
任意の撮影設定を保存する機能を搭載。保存した設定はQRコードの画像データとして保存でき、撮影現場で即座に読み込むことができます。QRコードを共有するだけで共通の設定が瞬時に読み込めるので、複数のカメラマンがいる現場で撮影設定を共通化させる場合にも役立ちます。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
fpシリーズはUSBビデオクラスに対応。USB接続をするだけでPCに映像と音声を入力でき、ウェブカメラと同様に使用することができます。オンラインコミュニケーションにフルサイズならではの圧倒的な高画質を提供します。
fp Lはカメラ起動中の給電に対応。ウェブカメラとして使用する場合は、USB-Cケーブルで接続するだけで映像・音声の入力と電源供給が同時に行える※ので、時間の制限なくオンラインミーティングやライブストリーミングを行うことができます。
※PC側の電源供給能力に依存します。
fp Lは高精度なコントラストAFと、速度に優れた像面位相差AFの2つの方式を採用。オンライン配信でも被写体にスムーズに追従しピントを合わせ続けます。
fpシリーズには撮影設定をQRコードの画像データとして保存できる機能を搭載。お気に入りのウェブカメラの設定をQRコードで準備しておけば、ミーティングやストリーミングの際に素早く設定を読み込むことができます。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
ウェブカメラとして使用中も、露出補正、シャッタースピード、ISO感度、カラーモード、ホワイトバランスの設定変更が可能です。
オンラインミーティングやライブストリーミングの映像を、個性的な16種類のカラーモードでお好みに演出することができます。
SIGMA Color Mode Libraryはこちらfpシリーズには各社シネマカメラの撮影範囲をシミュレーションできるディレクターズビューファインダー機能を搭載しています。多種多様な撮影モードの中には、アナモフィックレンズの使用時に活躍するデスクイーズ表示を行うモードも含まれています。
異なるアスペクト比などを考慮した撮影を行う際、構図決定に便利なフレームガイドを表示することができます。任意のアスペクト比、もしくは撮像素子上の絶対寸法を入力できるカスタムフレームラインにも新たに対応。映画、テレビ、スマートフォン等、様々なフォーマットへの対応が求められる映像制作で役立ちます。
ビューファインダーには、有機ELパネルを実装した高精細かつコンパクトな電子式ビューファインダーEVF-11(別売)と、LCDモニターを大きく写し出せ、光軸上で見え方を確認できる光学式LCDビューファインダーLVF-11(別売)の2種類を用意。
ライブビューやメニューなどすべての画面表示で使用できるスクリーンショット機能を搭載。撮影現場の様子と撮影設定を1枚の画像で記録することができます。
ディレクターズビューファインダーやフレームガイドなど、複雑な設定をQRコードで一括保存することができます。QRコードをストックすることで、プロジェクトに応じた設定を瞬時に読み込むことが可能です。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。