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シネマカメラ
fpシリーズは3種類のRAW収録機能やDual Base ISO機能を備え、セットアップ次第で様々なプロジェクトに対応できる、世界で最も小さく軽いラージフォーマットデジタルシネマカメラです。
fpシリーズは3種類のRAW収録機能やDual Base ISO機能を備え、セットアップ次第で様々なプロジェクトに対応できる、世界で最も小さく軽いラージフォーマットデジタルシネマカメラです。
fp Lは像面位相差AFにより追従性の高いオートフォーカスを提供します。また、有効画素数約6,100万画素のイメージセンサーを活かしたクロップズーム機能を搭載しています。USB給電機能により外部機器から電力供給しながら撮影することもできます。
fpはピクセルピッチに余裕がある有効画素数約2,400万画素のイメージセンサーにより、豊かな階調を得ることができます。また高感度のノイズも低いレベルに抑えられています。
世界最小最軽量※
fpシリーズカメラは世界最小最軽量のシネマカメラです。拡張性に重きを置き最小限の要素で構成されていますが、必要なものは全て備えています。重量はわずか約375g。小型軽量なボディは、ワンマンオペレーション、ジンバルに載せる、ディレクターズビューファインダーとして使うのにも最適です。凝縮された多彩な機能により、fpシリーズは映画撮影、テレビ用収録、ドキュメンタリー、Vlogなどあらゆる映像制作に対応します。
※ 2021年3月現在、当社調べ
大型ヒートシンク
大型のヒートシンクをLCDとボディの間に搭載。さらに外観に施された放熱塗料により、高い放熱性を実現しています。高気温下や長時間の撮影でもオーバーヒートが抑制されることで、安定した動画撮影が可能です。
大型のヒートシンクをLCDとボディの間に搭載。さらに外観に施された放熱塗料により、高い放熱性を実現しています。高気温下や長時間の撮影でもオーバーヒートが抑制されることで、安定した動画撮影が可能です。
ジンバルでのカメラコントロールに対応
ジンバルメーカーとの協力により、fpシリーズはジンバルでのカメラコントロールに対応しています。小型軽量なfpシリーズを中心としたコンパクトな撮影システムがもたらす高い機動力が、様々なシーンでのジンバル収録に適応します。
カメラコントロール機能対応機種
DJI RSC 2 / RS 2、ZHIYUN Crane 2S / Weebill S
ジンバルメーカーとの協力により、fpシリーズはジンバルでのカメラコントロールに対応しています。小型軽量なfpシリーズを中心としたコンパクトな撮影システムがもたらす高い機動力が、様々なシーンでのジンバル収録に適応します。
カメラコントロール機能対応機種
DJI RSC 2、RS 2、ZHIYUN Crane 2S、WeebilS
シネマ業界基準の機能を搭載
SIGMA fpシリーズは最新のファイルフォーマットに対応。高画質なフッテージをそのままプロダクションワークフローに組み込めるので、メディアの変換に時間を費やす必要がありません。最大4K UHD/29.97fpsでの収録が可能で、3種類のRAWフォーマットとALL-I記録にも対応しており、様々な制約の中で高いレベルを要求される現代の映像制作現場で力を発揮します。
RAW 収録対応
fpシリーズはCinemaDNG収録に対応。さらにHDMI外部出力により、Blackmagic RAW、ProRes RAWでの収録が可能です。プロジェクトのワークフローに合わせたRAWフォーマットが選択できます。そして、これらの機能はすべて無償で提供されるファームウエアにより標準で対応しています。
ATOMOS社製のモニター / レコーダー「NINJA V」による
HDMI経由のRAW記録に対応
Blackmagic Design社製 Blackmagic Video Assist 12GモデルによるHDMI経由のBlackmagic RAWコーデック記録に対応
HDMI RAW出力 外部レコーダーへ
4K DCI
映像制作で使用される各種フレームレートに対応。23.98pではない本当の24pが新たに追加されたことで、より多くのプロジェクトに適応します。さらに、外部出力によるDCI/4K収録と組合わせることで、デジタルシネマのフォーマットにも最適化することができます。
デュアルベースISO採用
fpとfpLは、それぞれ有効約2,400万画素・約6,100万画素のフルフレームデュアルベース ISOテクノロジーセンサーを搭載しています。低感度と高感度のふたつのベース感度を備えているため、様々な照明環境での収録にも対応し、露出設定の選択肢も広がります。CINEモードでの12bit CinemaDNGまたはHDMI接続によるRAW出力において、fpでは12.5ストップ のダイナミックレンジおよび100と3200のデュアルベースISO、fp Lでは13ストップ のダイナミックレンジおよび100と1250のデュアルベースISOでの収録に対応。つまり、fpとfp Lはともに、ISO12800の高感度設定であってもセンサーのダイナミックレンジをフルに活用しフッテージの粒子感やノイズを最適化することができます。これはワイドダイナミックレンジが必要とされるHDRプロジェクトでも非常に有用です。さらに、ふたつのベース感度の切り替えは自動的に行われるので、照明のセッティングや調整の時間が限られている場合でも簡単に最適な設定で高画質な映像収録を行うことができます。
※ 12bit CinemaDNG設定時
高画質を保ちつつデータ容量の削減と編集の容易さを両立させたALL-I(オールイントラ)記録に対応。
fp L 特有機能
約6100万画素センサーに求められるローパス効果と解像感とのバランスを最適化したローパスフィルターを搭載し、モアレや偽色の発生を良好に抑制しています。
ゼブラパターン表示機能を搭載。設定した輝度レベルに該当するエリアに縞模様を表示することで、白飛びの確認や露出調整に役立ちます。
撮影データの波形表示に対応。映像の信号情報を確認することができます。
フォルスカラー表示機能を搭載。画面内の露出の状況が色分け表示され、任意の部分の露出の状況を把握することができます。
映画界で著名なエド・ラックマン撮影監督が提唱するEL ZONE表示機能を搭載。ハイライトからシャドーまで1Stop毎に色分け表示をする事でより詳細に露出の状況が把握できます。
fp L 特有機能
ハイブリッドAF
fp LではコントラストAFに加え、速度に優れた像面位相差AFを採用。被写体へのフォーカスの追従性が高く、ジンバルを使用した収録やワンオペレーション収録などマニュアルフォーカスが難しい場面でのフォーカス合わせに役立ちます。
fp L 特有機能
クロップズーム
撮影範囲の中心部分をピンチイン/アウトしてクロップし、記録できる機能です。デジタルズームによる拡大と違い、指定範囲の鮮鋭な画質で保存が可能に。約6,100万の豊富な画素数を活かし、拡大やクロップをしても細部の描写を損なうことなく作品作りができます。単焦点レンズを最大倍率5倍のズームで撮影でき、ズームレンズにも対応します。
ワークフローの効率を向上させる各種機能
fpシリーズに搭載されている各種機能と専用のユーザーインターフェースが、映像制作における直感的なカメラ操作を可能にしています。外部タイムコードジェネレーター対応、フレームグラブ機能、ゼブラパターン、波形モニタなど効率的なワークフローには欠かせない機能はすべて搭載されているので、収録に集中することができます。加えて、ディレクターズビューファインダー機能や、新たに追加されたスクリーンショット機能、設定の保存/読込機能がチームでの正確かつ効率的なコミュニケーションにも寄与します。
設定の保存/読込
任意の撮影設定を保存する機能を搭載。保存した設定はQRコードの画像データとして保存でき、撮影現場で即座に読み込むことができます。QRコードを共有するだけで共通の設定が瞬時に読み込めるので、複数のカメラマンがいる現場で撮影設定を共通化させる場合にも役立ちます。
任意の撮影設定を保存する機能を搭載。保存した設定はQRコードの画像データとして保存でき、撮影現場で即座に読み込むことができます。QRコードを共有するだけで共通の設定が瞬時に読み込めるので、複数のカメラマンがいる現場で撮影設定を共通化させる場合にも役立ちます。
CINEモードではマルチカメラで撮影した映像編集に欠かせないタイムコード外部入力機能に対応。
CINEモードに加え、ディレクターズビューファインダーモード中やメニュー表示中を問わず、LCDモニターの画面をそのままキャプチャーできる機能です。撮影現場の様子と撮影設定を1枚の画像で記録することができます。
CINEモードに加え、ディレクターズビューファインダーモード中やメニュー表示中を問わず、LCDモニターの画面をそのままキャプチャーできる機能です。撮影現場の様子と撮影設定を1枚の画像で記録することができます。
グラブ機能
fpシリーズでは収録した映像から1フレームを静止画で保存するグラブ機能をカメラ内に搭載。また、収録中の静止画撮影にも対応しています。洗練されたfpシリーズのスチル撮影機能をフレームグラブとして利用することができます。
fpシリーズでは収録した映像から1フレームを静止画で保存するグラブ機能をカメラ内に搭載。また、収録中の静止画撮影にも対応しています。洗練されたfpシリーズのスチル撮影機能をフレームグラブとして利用することができます。
ディレクターズビューファインダー
ディレクターズビューファインダーは監督がシーンのアングルや画作りを決めるのに欠かせないアイテムです。SIGMA fpシリーズには各種シネマカメラの撮影範囲をシュミレーションできるディレクターズビューファインダー機能を標準搭載しています。さらに、フレームガイド機能にはプリセットに加え、新たに任意の数値を入力できるカスタムフレームラインも追加。シーンに合わせた設定が可能になりました。SIGMA fpシリーズは、プリプロダクションにおけるコミュニケーションの力強い味方になります。
fpシリーズには各社シネマカメラの撮影範囲をシミュレーションできるディレクターズビューファインダー機能を搭載しています。映像制作現場で使用されている主なメーカーのカメラでの設定が可能です。ARRI ALEXA LFやRED MONSTRO 8Kといった最新ラージフォーマットカメラにはもちろん、フィルムカメラ、アナモルフィックレンズにも対応しています。
NEW
異なるアスペクト比などを考慮した撮影を行う際、構図決定に便利なフレームガイドを表示することができます。任意のアスペクト比、もしくは撮像素子上の絶対寸法を入力できるカスタムフレームラインにも新たに対応。映画、テレビ、スマートフォン等、様々なフォーマットへの対応が求められる映像制作で役立ちます。
NEW
ビューファインダーには、有機ELパネルを実装した高精細かつコンパクトな電子式ビューファインダーEVF-11(別売)と、LCDモニターを大きく写し出せ、光軸上で見え方を確認できる光学式LCDビューファインダーLVF-11(別売)の2種類を用意。
多種多様なアクセサリー対応
SIGMA fpシリーズは、SIGMA製品はもちろん、他社も含め驚くほど幅広いレンズやアクセサリーに対応しています。SIGMA製品では、SIGMA CINEレンズ、Lマウントアライアンス認定のLマウントレンズ、フラッシュ、新製品のSIGMA ACアダプターなど各種機材に対応。他社製品では、各種ジンバルや専用ケージなど充実したラインアップに対応しているため、ニーズや用途に合わせてカスタムでき、どんなスタイルにも適応した収録システムを構築することができます。記録メディアに関してはUHS-IIのSDカード対応に加え、USB-C拡張ポートを搭載しているので、高速・大容量のSSDを使用したCinemaDNG収録が可能です。また、HDMI経由ではBlackmagic RAWやProRes RAWの外部レコーダー収録にも対応しています。