This is us - 23mmを通した愛
CONTEMPORARY
23mm F1.4 DC DN
Special Impression
by ジャン・ノワール|Jean Noir

私たちは笑う
私たちは泣く
私たちは愛する
私たちは闘う
ここがすべての始まり。
人生が始まり、愛が終わることのない場所。





家族。
素の瞬間、まっすぐで、本物の感動。
混沌。
物事は常に、意図したように、そして思い通りには運ばないもの。
物事はうまくいかないし、二度ともとにも戻らないということを私たちは学ぶ。
それでも、私たちは日々、成長している。
ここは、私たちの安全基地。
これが、家。
私が愛とは何かを知っているとするなら、
それは、あなたのおかげ。
これが、私たち。







* 撮影データの記載なき写真は SIGMA 23mm F1.4 DC DN OS | Contemporary以外のレンズで撮影されています。




家族写真で子供の不完全な、フィルターなしの生の瞬間をとらえることは、楽しくてやりがいのある経験です。しかし、それは非常に難しいことでもあります。子どもはもともとエネルギー、好奇心、感情に満ち溢れており、それが素晴らしい写真の瞬間を生み出すのです。家族の不完全な瞬間をとらえた純粋な写真は、子供時代の視覚的な記録のための、美しい、真の方法といえます。ポーズを決めた完璧な写真を目指すのではなく、この種の写真は、家族の生活のリアルで不完全な瞬間を捉えようとするものです。
このような瞬間を撮るには、忍耐強く、観察力を持ち、柔軟に対応することが重要です。ポーズをとったり、指示を出したりせずに、子どもたちが自然に遊び、探検し、お互いに交流するようにします。特に私たちの子どもたちの場合は、これがより自然で率直な雰囲気が写真に写るようにする上で有効です。SIGMA 23mm F1.4 DC DN|Contemporaryは、1本のレンズで多くのシーンを撮影でき、柔軟性があります。また、予期せぬ瞬間に備えて、それらを素早く撮影できるように準備しておくことも重要です。カメラを用意して、ここぞという時に撮れるように準備しておきます。それは例えば新しいものを発見した子どもの驚きの表情、遊び心と笑いの瞬間、兄弟の愛情を感じる優しい瞬間などです。
こういった写真は、私にとっては「生の感情」(技術的に言えばカメラ撮って出しのJPG画像のことですね)であり、ある意味では不完全なのですが、その瞬間だけが持っている本物の純粋な感情や表情を捉えているものなんです。編集に関しては、露出、カラーバランス、コントラストなどの基本的な編集に重点を置き、画像の自然な感触を残すようにします。自分の子供、あるいは子供全般は、決してレタッチしてはいけません。

究極的には、完璧を求めず、偽りのない、「生」の写真を撮ることが、家族の人生を意味深く、正直に表現することができるのですから。これらの写真は、日常生活の美しさと不完全さ、そしてその中でお互いを支え育む家族の大切さを思い出させてくれるはずです。
これこそが、言いたかったことなんです。
愛をこめて。
Janna, Romi, Riva, Jean 2023年
わが家にて

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ABOUT
ジャン・ノワール
フォトグラファー
ジャン・ノワールはドイツのフランクフルト近郊で生まれました。2012年7月、彼は個性と魂を扱う魔法と世界を発見した。瞬間を創り出し、それをピクセルに凍結することで、彼は世界中を旅し、この美しさを背後に捉える。人物写真とエディトリアル写真に重点を置き、エージェンシーと仕事をしながら、ワークショップやコーチング、クラスで、自分のスタイルやメッセージを写真に表現する方法を教えている。
強烈で深みのあるカラールックと、人物の魂を映し出すエモーショナルなモノクロフレームで世界的に評価されている。
2018年からジャンはSIGMAと仕事をしています。ほとんどの時間、ジャンはドイツ各地にある "jean NOIR STUDIOS "で彼の情熱を創造しています。