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SIGMA fp Impression 05

Aurélien Arbet & Jérémie Egry

クリエイティブディレクター

私たちは、パリのファッションブランド「Études」と出版社「Études Books」を展開する「Études Studio」の共同クリエイティブディレクターです。
写真は私たちにとって、個人的な創作活動でも、Études Studioとしてのクリエーションにおいても欠かすことができないものです。

Photo by Aurélien Arbet, SIGMA fp, SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary, F4, ISO100, 1/250s

ここで掲載する写真には、私たちのパリでの日常、家とスタジオの行き来の中にある何気ない瞬間や断片、風景、気づきといったものが捉えられています。このように事象の一部を切り取るフレーミングは、写真の文脈の一部しか見えないので、その視点から何かを識別するのは困難です。にも関わらず、これら現実の断片はそれぞれに独立して意味を成し、私たちが何を好み、何者であるかを明らかにしてくれるのです。そして、それらは結果的に、Études Studioのデザインとコレクションに関わる全ての端緒となっているのです。

Photo by Aurélien Arbet, SIGMA fp, SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary, F4, ISO100, 1/250s

Photo by Jérémie Egry, SIGMA fp, SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary, F7.1, ISO100, 1/100s

SIGMA fpを手に取ってまず感銘を受けたのは、カメラそのもののデザインとその小ささでした。美しくミニマルなデザインのボディと、そこに配されるロゴやタイポグラフィ、そしてそれらのディテールが実に心地よく感じたのです。

ふだんは主にフィルムカメラを使っている私たちですが、fpでの撮影には楽しく没頭できました。fpとSIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporaryというコンパクトで革新的なフォーマットは、撮影という行為を非常に簡単なものにしてくれたのです。どの撮影モードでもUIがシンプルで分かりやすいので、露出、フォーカス、絞りの調整が瞬時に行え、軽快な撮影が可能でした。STILLからCINEへのモードの切替えやすさについてはもはや言うまでもないですね。さらには旅行であちこち持ち歩いたり、ポートレートを撮るのにも最適だろうなと感じます。

私たちのSIGMA fpに対するインプレッションをまとめれば、何かを記録し、それを高画質な画像として他人と共有するという日常の仕事の用途から、もっと個人的な習作にも使えるほど幅広い役割を担えるカメラだということです。事実、私たちは多目的かつ高機能なこのカメラをどこへ行くにも持ち出すことになったのですから。

Photo by Jérémie Egry, SIGMA fp, SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary, F5.6, ISO100, 1/400s

Photo by Jérémie Egry, SIGMA fp, SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary, F3.5, ISO100, 1/250s

Photo by Aurélien Arbet, SIGMA fp + SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary, F5, ISO100, 1/320s

Photo by Jérémie Egry, SIGMA fp + SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary, F5.6, ISO100, 1/500s

Photo by Jérémie Egry, SIGMA fp + SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary, F4, ISO100, 1/250s