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100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary Impression

実写ギャラリー & 解説

ミラーレスカメラ専用に設計された100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporaryは、上位機種が備えている機能をほぼ網羅し、クラス最高の光学性能を誇る本格派超望遠レンズ。マウントはLマウントとソニー Eマウント。さらにLマウントでは新開発のテレコンバーター2種類(1.4倍と2.0倍)が使用できます。ここでは、このユーザー待望の超望遠レンズを、実際に撮影した作例とともにじっくりご紹介します。

実写ギャラリー

カメラ SONY α7R Ⅲ
シャッタースピード 1/125s
絞り値 F8
露出モード マニュアル
ISO感度 400
焦点距離 400mm
ホワイトバランス マニュアル
撮影者 安達 よしの

© 安達 よしの Yoshino Adachi

カメラ SONY α7R Ⅲ
シャッタースピード 1/800s
絞り値 F8
露出モード A-絞り優先オート
ISO感度 100
焦点距離 400mm
ホワイトバランス オート
撮影者 中村 航

© 中村 航 Wataru Nakamura

カメラ SONY α7R Ⅲ
シャッタースピード 1/160s
絞り値 F8
露出モード マニュアル
ISO感度 320
焦点距離 400mm
ホワイトバランス マニュアル
撮影者 安達よしの

© 安達 よしの Yoshino Adachi

カメラ Panasonic LUMIX S1R
シャッタースピード 1/200s
絞り値 F9
露出モード A-絞り優先オート
ISO感度 100
焦点距離 560mm
ホワイトバランス マニュアル
撮影者 原口 弘

© 原口 弘 Hiroshi Haraguchi

カメラ SONY α7R III
シャッタースピード 1/400s
絞り値 F5
露出モード マニュアル
ISO感度 400
焦点距離 205mm
ホワイトバランス オート
撮影者 是永 悟

© 是永 悟 Satoru Korenaga

同時発売のテレコンバーターTC-1411(1.4倍)、TC-2011(2.0倍)と組み合わせて使うことにより、超望遠レンズの世界がさらに広がります。
※TC-1411、TC-2011はいずれもLマウント用のみ。

カメラ SIGMA fp
シャッタースピード 1/125s
絞り値 F22
露出モード M-マニュアル
ISO感度 800
焦点距離 800mm
ホワイトバランス オート
撮影者 早戸 拓海

TC-2011(2.0倍)使用 /© 早戸 拓海 Takumi Hayato

下の作例は同じ場所からテレコンバーターなし/ TC-1411(1.4倍)使用/ TC-2011(2.0倍)使用の状態で、それぞれ焦点距離100mm、250mm、400mmで撮影したもの。撮影範囲の違いと、安定した画質をどうぞお確かめください。

いずれも © 早戸 拓海 Takumi Hayato

カメラ SIGMA fp
シャッタースピード 1/320s
絞り値 F13
露出モード A-絞り優先オート
ISO感度 1000
焦点距離 800mm
ホワイトバランス オート
撮影者 早戸 拓海

TC-2011(2.0倍)使用 /© 早戸 拓海 Takumi Hayato

テレコンバーターはマクロ撮影にも効果的。これは TC-2011(2.0倍)を使用してテレ側最短距離(160cm)で撮影したもの。

解説

100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporaryはミラーレス専用の新設計。2017年4月に発売された100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary(左・ここではキヤノンEFマウント)にマウントコンバーターMC-11を装着し、同じソニー Eマウントとした状態での比較。フランジバックを揃えてあるものの、全長が違うのが分かります。もちろん、レンズ構成図を見比べれば新設計であることは一目瞭然。

100-400mm F5-6.3 DG DN OS | ContemporaryとSIGMA fpの組み合わせがいかに小さな超望遠システムか分かります。比較対象は60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports(2018年10月発売)

上にも登場した100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary、60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sportsに続き、直進ズームに対応。テレ端とワイド端の切り替えが素早く、スムーズにおこなえます。実際に操作している様子を、動画でご紹介します。

側面に配置されたAFLボタンは、本来のAFロックの他、いくつかの機能をボディ側からの設定によって割り当てることができます。例えば瞬発力が求められるスポーツ撮影なら、右手はシャッターを切ることに専念し、AF起動をこのボタンに割り当てて左手で操作するなどの使い方ができます。

超望遠レンズは三脚を使用した撮影機会が多く、カメラをバランスよく確実に固定するための三脚座は必須アイテム(別売り)。三脚座は、レンズのマウント部にあるゴム製のリングを外して取り付けます。このリングは見た目をスマートにするだけではなく、取り付け機構を保護する役目も果たしています。また三脚座にはストラップを取り付けることも出来、持ち歩く際、マウント部に無理な力がかかるのを防ぎます。

※この三脚座は、105mm F1.4 DG HSM | Artの付属品と同じものです。このレンズをお持ちの場合は、三脚座を100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary用にもお使いいただけます。

被写体や撮影シチュエーションを選ばないミラーレスカメラ専用超望遠レンズ

クラス最高画質が生み出す高精細描写。ステッピングモーターを採用しAF-Cに対応したオートフォーカス。またSIGMA fpと組み合わせれば最小の超望遠システムとなる高い機動性。

三脚座装着部分にはマグネシウムを採用し、軽量化と堅牢性を両立。また、マウント部のラバーによる簡易防塵防滴が採用され、屋外など様々な環境での使用に配慮しています。まさに被写体や撮影シチュエーションを選ばないミラーレスカメラ専用超望遠レンズが出来上がりました。

妥協のない性能追求によって生まれた100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary。このレンズは、あらゆる場面で撮影者の強い味方となってくれるでしょう。