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カメラタイプ
ミラーレス
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対応マウント
L マウント, ソニー E マウント
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センサーフォーマット
フルサイズ
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レンズ構成枚数
12群16枚(FLD2枚、SLD2枚、非球面レンズ3枚)
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画角
75.4°~34.3°
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絞り羽根枚数
9枚(円形絞り)
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最小絞り
F22
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最短撮影距離
19 (W)-38 (T)cm
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最大撮影倍率
1:3.3 (W) - 1:4.6 (T)
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フィルターサイズ
φ67mm
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最大径 × 長さ
L マウント:φ72.2mm×101.5mm
ソニー E マウント:φ72.2mm×103.5mm
※長さはレンズ先端からマウント面までの距離です。
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質量
L マウント:470g
ソニー E マウント:470g
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エディションナンバー
C021
レンズ鏡筒に製品が初めて発売された年の下3桁を刻印し、発売年ごとの識別が可能です。
(製造年とは異なるためマウントによっては、発売年とエディションナンバーが一致しないことがあります。) -
価格
L マウント:オープンプライス
ソニー E マウント:オープンプライス
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付属品
・花形レンズフード(LH706-01)
・フロントキャップ(LCF-67mm III)
・リアキャップ(LCR II) -
対応マウント / 商品コード
L マウント:00-85126-59269-1
ソニー E マウント:00-85126-59265-3
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カメラ・レンズ対応表
詳細はこちら
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※ Lマウントはライカカメラ社の登録商標です。
※ ソニー Eマウント用は、ソニー株式会社とのライセンス契約の下でライセンスを受けたE マウント仕様書に基づき開発・製造・販売されています。
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Artラインレンズをベースに設計、妥協のない光学性能
28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryの光学系は、ズーム全域で優れた光学性能を備える24-70mm F2.8 DG DN | Artをベースに設計されています。Contemporaryラインのコンセプトにおいて、常用できる大口径標準ズームを目指した本レンズ。広角側を28mmから設計することで、Artラインに匹敵する高い光学性能はそのままに小型軽量化を実現しました。レンズ枚数は減らしつつも、最新の光学設計技術を基盤に、非球面レンズ3枚、FLD2枚、SLD2枚といった特殊硝材をふんだんに採用することにより、カメラ側の機能では補正できない軸上色収差やサジタルコマ収差を徹底的に補正。画面の中心から周辺まで均一かつキレのある描写を楽しむことができます。ゴーストに配慮した設計に加え、スーパーマルチレイヤーコートとナノポーラスコーティングを採用し、優れた逆光性能を実現。レンズ前面には撥水防汚コートも採用しています。
様々な被写体と撮影環境が想定される大口径標準ズームに必要とされる性能を、Contemporaryラインとして最適なバランスでまとめ上げています。 -
F2.8通し標準ズームにふたつの最適解
24-70mm F2.8 DG DN | Artに加え、今回新しく28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryがラインアップに追加され、Sigmaのミラーレス専用F2.8通し標準ズームには2本の選択肢が用意されました。
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光学性能も携行性も譲らない28-70mm
28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
焦点距離/F値 : 28-70mm F2.8
レンズ構成 : 12群16枚(FLD2枚、SLD2枚、非球面レンズ3枚)
最短撮影距離、最大撮影倍率 : 19-38cm、1:3.3(W) – 1:4.6(T)
コーティング : スーパーマルチレイヤーコート、ナノポーラスコーティング、撥水防汚コート
機構 : フォーカスモード切換えスイッチ
防塵防滴 : 簡易防塵防滴構造
フード : 花形フード
フィルターサイズ : φ67mm
質量、最大径×長さ ※1 : 470g、φ72.2mm×101.5mm※1 数値はLマウント用
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ワイド24mmからの全域で最高性能のプロ仕様レンズ
24-70mm F2.8 DG DN | Art
焦点距離/F値 : 24-70mm F2.8
レンズ構成 : 15群19枚(FLD6枚、SLD2枚、非球面レンズ3枚)
最短撮影距離、最大撮影倍率 : 18-38cm、1:2.9(W) – 1:4.5(T)
コーティング : スーパーマルチレイヤーコート、ナノポーラスコーティング、撥水防汚コート
機構 : フォーカスモード切換えスイッチ、AFLボタン、ズームロックスイッチ
防塵防滴 : 防塵防滴構造 ※2
フード : ロック付き花形フード
フィルターサイズ : φ82mm
質量、最大径×長さ ※1 : 835g、φ87.8mm×122.9mm※1 数値はLマウント用
※2 防塵・防滴に配慮した構造となっており、小雨などでの使用は可能ですが、防水構造ではありません。 -
大口径ズームの常用を可能にする、軽量・コンパクトネス
24-70mm F2.8 DG DN | Artから、広角側のズーム域を狭めることでレンズボディの大幅な小型化に成功。さらに、簡易防塵防滴構造やスイッチ類の最少限化といった、ベストバランスを追求するContemporaryラインの設計思想によりクラス最小最軽量 ※ のレンズボディを実現しています。
フォーカスレンズを1枚で構成することによりフォーカスユニットも小型化。同時に、軽量なフォーカスレンズとステッピングモーターの組合わせは、静粛で快適なオートフォーカスも可能にしています。
レンズ単体の重量は470gで、Sigma fpに装着した場合の全体重量は約890g。撮影システムとして1kgを切る携行性が、大口径ズームレンズに常用という新しい自由を与えます。さらに、取り回しのしやすい軽量な撮影システムはジンバルなど周辺機器との相性も良く、映像制作にも最適です。
気軽に持ち歩けるほどの軽量・コンパクトな大口径標準ズームレンズが、今までにない撮影スタイルや表現の可能性をひらきます。※フルサイズミラーレス対応のF2.8通しの標準ズームレンズとして(2021年2月 Sigma調べ)
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操作感触まで配慮した高いビルドクオリティ
携行性を重視したレンズボディは、軽量なプラスチック製パーツを中心に構成されています。一般に金属パーツに比べ加工精度を保つのが難しいとされるプラスチック製パーツですが、28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryではビルドクオリティにも一切妥協はありません。
素材にはアルミニウムに近い熱収縮率を持つポリカーボネート「TSC(Thermally Stable Composite)」を適所に採用。金属パーツとの熱収縮による誤差を少なくし、温度変化の大きな環境であっても安定した性能を確保します。さらに、プラスチックパーツ同士の摺動ではスカスカとした回し心地になりやすい操作リングにおいても、部品の精度を高めた上で適切にグリスで調整することでしっとりとした上質な操作感を実現しています。
部品精度はもちろん外観上の美しさまで追求できるのも、Sigma会津工場の高い製造技術と厳しい品質管理によるもの。単に便利なズームレンズにとどまらず、撮影機材としての操作感と品位においても期待を裏切りません。
レンズ構成図
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FLDガラス
SLDガラス
非球面レンズ
MTFチャート
MTF(Modulation Transfer Function)は、レンズ性能を評価する尺度のひとつで、被写体の持つコントラストを像面上でどれだけ忠実に再現できるかを表したものです。図の横軸に像高(画面中心からの距離mm)を、縦軸にコントラスト値(最高値を1)を示したものです。
10本/mmの曲線が高いほど(1に近いほど)コントラストがよくヌケのよいレンズとなり、30本/mmの曲線が高いほど(1に近いほど)高解像度でシャープなレンズといえます。
*上記MTF性能曲線図は絞り開放時、無限位置でのデータです。
*歪曲補正に対応するミラーレス用レンズでは、横軸はLマウント用レンズをシグマ製Lマウントカメラに装着して歪曲補正を行ったときに相当する像高を示しています。(歪曲補正の効果はマウントやカメラによって異なることがあります。)
*空間周波数は歪曲補正を行う前の像面上での空間周波数を示します。
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空間周波数
S:放射方向
M:同心円方向
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10本/mm
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30本/mm
波動光学的MTF
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波動光学的MTF
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幾何光学的MTF
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幾何光学的MTF
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レンズ構成枚数12群16枚(FLD2枚、SLD2枚、非球面レンズ3枚)を採用
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ステッピングモーター搭載
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DMF、AF+MF対応
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花形フード
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Sigma USB DOCK UD-11対応(別売・Lマウント用のみ)
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フレア、ゴーストに配慮した設計
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Sigma独自のMTF測定器で全数検査
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9枚羽根の円形絞りを採用
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高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント
もうひとつの最適解
Contemporaryラインが塗り替える
大口径ズームの常識
28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryは、高い光学性能、F2.8通しの明るさ、軽量コンパクトなレンズボディという特長を併せ持つ、従来の常識を塗り替える標準ズームレンズです。
24-70mm F2.8 DG DN | Artをベースに、広角側を28mmから設計することで、高い光学性能はそのままにレンズボディを大幅に小型軽量化。クラス最小最軽量
※
を実現しました。ベストバランスを追求するContemporaryラインのコンセプトにおいて、大口径ズームレンズに期待される高精細な描写を確保しつつ、気軽に持ち歩けるサイズ感という一般的には相反するふたつの要素を高いレベルで両立しています。
携行性を重視する中でも、あらゆる撮影環境が想定される標準ズームレンズに必要な各種コーティングや機構を吟味し再構成。製造面においてもプロダクトとして高いビルドクオリティを確保しました。
大口径標準ズームレンズに、Sigmaからもうひとつの最適解を提案します。
※フルサイズミラーレス対応のF2.8通しの標準ズームレンズとして(2021年2月 Sigma調べ)