機動性と使い勝手を重視し、
充実の仕様に。
ライトウェイトモデルでも、
多様な撮影シーンに対応できる基本機能は充実。
高いパフォーマンス性を発揮する、
高性能超望遠ズームレンズ
気軽に持ち運べ、さまざまな撮影シーンに対応できるライトウェイトモデルながら、ハイパフォーマンスライン「Contemporary」にふさわしく、簡易防塵防滴構造、焦点距離指標別ズームロック、撥水・防汚コーティング、手元でのMF切替スイッチ、新設計の三脚座など、撮影に必要な基本機能を充実させた仕様に。F8までAF対応可能なテレコンバーターも新開発(別売)です。
快適な撮影を助けるレンズの「撥水/防汚コーティング」
最前面のレンズには、水滴が容易に拭き取れ、油脂の付着を防ぐ撥水・防汚コーティングを採用。過酷な状況での快適な使用を助けるとともに、レンズ表面のメインテナンスも容易となりました。
コーディングなし
コーディングあり
マウント部に簡易防塵防滴構造を採用
Sportsラインと同様にマウント部にゴムのシーリングを採用しています。ゴミなどの侵入が一番心配されるマウント部を保護しています。
新アルゴリズム「Intelligent OS」採用
加速度センサーを採用した手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構を搭載したことにより、より精度の高い手ブレ補正を実現。一般的な撮影に適している手ブレ補正モード1、モータースポーツ等の流し撮りに最適な手ブレ補正モード2の2つの補正モードを搭載しています。モード2においては、加速度センサーと手ブレ補正の新アルゴリズムIntelligent OSにより、構図の横位置、縦位置を問わず、カメラを上下や斜め方向に動かした場合でも手ブレ補正が有効に働き、流し撮りの効果を損なうことなく被写体の動きを表現することが可能になります。
「マニュアルオーバーライド」搭載。
二つのフルタイムマニュアルモードが切替可能に
オートフォーカスからマニュアルフォーカスへの切り替えがピントリングの操作だけで可能なフルタイムマニュアルフォーカスに加え、マニュアルオーバーライドMO(Manual Override)を搭載しました。フォーカス切り替えスイッチをMOのポジションにセットすると、コンティニアスAFの最中でもピントリングを回転させることによりマニュアルフォーカスに切り替わります。AFポジションでは通常のフルタイムマニュアルフォーカスが可能です。別売りのSIGMA USB DOCKを使用すれば、MOポジションで使用した時のマニュアルフォーカスに切り替わる感度の変更も可能です。
主要の焦点距離ごとに設定できる
「ズームロックスイッチ」
焦点距離指標ごとにズームリングのロックが可能。任意の焦点距離で固定し、上向き、下向きで安定した撮影ができます。長時間露光時などにより安定した撮影が可能です。
「最適化されたAF」でさらに高速・静粛に
超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)の搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現。さらに、従来機種から駆動アルゴリズムを大幅に見直しました。それにより、コンティニュアスAF(AF-C)に対しての合焦率を約5%改善しました。
高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント
高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮製マウントを採用。長期使用に耐えうるよう、表面処理を施して強度を高め、高品質なレンズづくりを実現しました。
新複合材「TSC(Thermally Stable Composite)」採用
カメラやレンズの機構設計では、主要構造部を、金属とポリカーボネートそれぞれの特性を生かして、最適にレイアウトする必要があります。本レンズでは、アルミニウムと同等の熱収縮率をもち、温度による収縮が特に少なく、硬度が秀れている
新複合材TSC (Thermally Stable Composite)を業界で初めて採用。熱収縮率が少ないので金属部品との親和性が高く、精度の高い製品作りに貢献しています。
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利便性を強化しつつ、コンセプトにふさわしい
最高レベルの光学性能を実現。
FLDガラス、SLDガラス等の使用で倍率色収差を徹底的に補正
蛍石と同等の性能を誇るFLD (“F” Low Dispersion)ガラスガラス1枚と、SLD(Special Low Dispersion)ガラス3枚の採用により、色収差を極限まで補正。望遠側で特に目立ち、絞っても改善されることのない倍率色収差を、特殊低分散ガラスの使用をはじめとしたパワー配置の最適化により重点的に補正。ズーム全域で高い描写性能を実現しました。
フレア、ゴーストに配慮した設計
レンズ設計の初期段階からフレア、ゴーストに対する対策を徹底し、逆光のような強い入射光に対しても影響を受けにくい設計を行っています。スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア、ゴーストの発生を軽減し、逆光時の撮影においてもコントラストの高い描写を実現。付属フードの装着により、レンズの描写に悪影響を与える有害光を効果的にカットし、内面反射の発生を防ぎます。
特殊低分散ガラス
光の波長によってガラスの屈折率が異なるため、色ごとに結像点がずれる現象を色収差といいます。望遠系のレンズで強く現れやすく、画質を悪化させる原因となっています。これらの色収差を取り除くため、色による屈折率の差が少ない凸レンズと色による屈折率の差が大きい凹レンズを組み合わせて、軸上色収差を抑えていましたが、それでもわずかな残存色収差=二次スペクトルが残ってしまいました。SIGMAは、従来方式のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクトルを徹底的に除去するために、二次スペクトルの補正能力の高い特殊低分散ガラスを多くのレンズ製品に導入し、高性能化を図っています。現在、SIGMA独自の特殊低分散ガラスは、ELD(Extraordinary Low Dispersion)ガラス、SLD(Special Low Dispersion) ガラス、FLD(“F” Low Dispersion)ガラスの3種類があります。特にFLDガラスは、分散性が極めて小さく、異常分散性が高い「蛍石」と同等の性能を持つ、透過率に優れた超低分散ガラスです。これらのガラスを効果的に使用、適切なパワー配置により、残存色収差を極限まで補正し、優れた描写性能を実現しています。
円形絞り
9枚羽根の円形絞りを採用。イルミネーションや水面に輝く光などの点光源を背景にした撮影において、開放付近の絞りを使用する場合でも円形のボケを得ることができます。
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テレコンバーターとの組み合わせで、
F8までAFが対応可能
SIGMA TELE CONVERTER TC-1401では210-840mm F7-9のMF超望遠ズームレンズとして、SIGMA TELE CONVERTER TC-2001では300-1200mm F10-12.6のMF超望遠ズームレンズとして使用可能です。また、AFがF8対応のカメラに装着した場合のみ、SIGMA TELE CONVERTER TC-1401との組み合わせでAF撮影が可能です。
※ コントラストの低い被写体や輝度値の低い被写体の撮影時にピントが合わないことがあります。
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