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カメラタイプ
ミラーレス
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対応マウント
L マウント, ソニー E マウント
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センサーフォーマット
フルサイズ
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レンズ構成枚数
11群15枚
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画角
63.4°
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絞り羽根枚数
11枚 (円形絞り)
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最小絞り
F16
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最短撮影距離
30cm
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最大撮影倍率
1:5.4
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フィルターサイズ
φ67mm
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最大径 × 長さ
L マウント:φ75.5mm × 109.5mm
ソニー E マウント:φ75.5mm × 111.5mm
※ 長さはレンズ先端からマウント面までの距離です。
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質量
L マウント:645g
ソニー E マウント:640g
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エディションナンバー
A021
レンズ鏡筒に製品が初めて発売された年の下3桁を刻印し、発売年ごとの識別が可能です。
(製造年とは異なるためマウントによっては、発売年とエディションナンバーが一致しないことがあります。) -
価格
L マウント:オープンプライス
ソニー E マウント:オープンプライス
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付属品
・ケース
・花形レンズフード(LH728-01)
・フロントキャップ(LCF-67mm Ⅲ)
・リアキャップ(LCRⅡ) -
対応マウント / 商品コード
L マウント:00-85126-30369-3
ソニー E マウント:00-85126-30365-5
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カメラ・レンズ対応表
詳細はこちら
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※ Lマウントはライカカメラ社の登録商標です。
※ ソニー Eマウント用は、ソニー株式会社とのライセンス契約の下でライセンスを受けたEマウント仕様書に基づき開発・製造・販売されています。
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新生“Art F1.4”に相応しい磨き抜かれた光学性能
35mm F1.4 DG DN | Art第一の特長は、“光学性能最優先”というArtラインのコンセプトを体現する高い光学性能です。
最新の光学設計技術のもとに構成された11群15枚のレンズには、SLD2枚、ELD1枚、FLD1枚、非球面レンズ2枚と最新の硝材も採用し、カメラ側の機能で補正できない軸上色収差を中心に徹底的に補正しています。特にF1.4の大口径ながらサジタルコマフレアを限りなく抑制しているため、点光源の描写に高い性能を要求される星景・夜景撮影においても開放から十分に耐えられる高い性能を有しています。精細かつ色にじみのないクリアな画質に加え、もちろんF1.4ならではの大きくかつ自然なボケ味も存分に活かした撮影が可能です。
さらに、長年のレンズ開発におけるシミュレーションと実写検証で培われたフレア、ゴーストへの対策技術により、高い逆光性能も実現。
今持てる技術の全てを投入しあらゆる面において妥協のない、新生“Art F1.4”に相応しい光学性能を形にしています。 -
快適なオートフォーカスとコンパクトネス
35mm F1.4 DG DN | Artのフォーカス駆動系にはステッピングモーターを採用。フォーカスレンズを1枚構成と軽量にすることで、ステッピングモーターの長所を活かした素早いピント合わせと動体追従性の高い快適なオートフォーカスを実現しています。
ショートフランジバックに最適化された専用の光学設計と、カメラボディ側の収差補正機能を活用することで、F1.4の大口径はそのままに、レンズボディも一眼レフ用機から小型軽量化を実現。
光学性能最優先というArtのコンセプトとAF性能、そしてコンパクトさによる利便性、いずれも損なうことなく高いレベルでまとめ上げています。 -
充実の機能と高いビルドクオリティ
レンズボディにはフォーカスモード切換えスイッチ、カメラから任意の機能を割り当てられるAFLボタン ※1 を実装。絞りリングにはクリックのON/OFFを切り換えられる絞りリングクリックスイッチと、意図しない操作を防ぐ絞りリングロックスイッチ ※2 を搭載し、大口径レンズの醍醐味である絞り操作をより自由度の高いものにしています。また、付属の花形フードには脱落防止のロック機構、把握部分にはラバーパーツが採用され、撮影中も快適な着脱が可能です。
充実の機能に加え、ボディは高精度の加工技術により高いビルドクオリティを備えています。外観の品位だけでなく、長期間の使用にも耐えうる耐久性、各操作部の良好な感触といった細部に至るまで撮影機材として求められる価値を追求。さらに、パーツ同士の結合部やボタン部分をシーリングした防塵防滴構造 ※3 や最前面のレンズに施された撥水防汚コートにより、厳しい撮影環境下でも安心してお使いいただけます。※1 対応しているカメラに限ります。また、カメラによって割り当てられる機能が変わります。
※2 Aの位置でONにすると、絞りリングはAでロックされます。A以外の位置でONにすると、開放から最小絞りの範囲でロックされAの位置に入らなくなります。
※3 防塵・防滴に配慮した構造となっており、小雨などでの使用は可能ですが、防水構造ではありません。
レンズ構成図

SLDガラス
FLDガラス
ELDガラス
非球面レンズ
MTFチャート
MTF(Modulation Transfer Function)は、レンズ性能を評価する尺度のひとつで、被写体の持つコントラストを像面上でどれだけ忠実に再現できるかを表したものです。図の横軸に像高(画面中心からの距離mm)を、縦軸にコントラスト値(最高値を1)を示したものです。
10本/mmの曲線が高いほど(1に近いほど)コントラストがよくヌケのよいレンズとなり、30本/mmの曲線が高いほど(1に近いほど)高解像度でシャープなレンズといえます。
*上記MTF性能曲線図は絞り開放時、無限位置でのデータです。
*歪曲補正に対応するミラーレス用レンズでは、横軸はLマウント用レンズをシグマ製Lマウントカメラに装着して歪曲補正を行ったときに相当する像高を示しています。(歪曲補正の効果はマウントやカメラによって異なることがあります。)
*空間周波数は歪曲補正を行う前の像面上での空間周波数を示します。
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空間周波数
S:放射方向
M:同心円方向
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10本/mm
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30本/mm
波動光学的MTF

幾何光学的MTF

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レンズ構成枚数11群15枚(FLD1枚、ELD1枚、SLD2枚、非球面レンズ2枚)を採用
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高速AF対応
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DMF、AF+MF対応
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ロック付花形フード
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Sigma USB DOCK UD-11 対応(別売・Lマウント用のみ)
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フレア、ゴーストに配慮した設計
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Sigma独自のMTF測定器「A1」で全数検査
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11枚羽根の円形絞りを採用
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高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント
原点進化
新生“Art F1.4 35mm”
基本の焦点距離だからこそ、最高の性能と使いやすさを。
今持てる技術全てを結集した
ミラーレスのための“Art F1.4 35mm”
2012年に登場し、Artラインの価値基準を築いた一号機、
35mm F1.4 DG HSM | Art
。このSigma GLOBAL VISIONの原点とも言えるレンズを、ミラーレス専用設計として、求められる期待に応えるべく全く新たに構築したのが、この35mm F1.4 DG DN | Artです。
光学性能の面では、大口径F1.4ならではの大きく美しいボケ味はもちろん、各収差を徹底的に抑制し画面周辺に至るまでシャープな描写性能を実現。ミラーレス専用設計だからこそ可能な小型軽量化されたレンズボディには、プロフェッショナルユースを意識した充実の機能、そして快適なオートフォーカスも備えています。
35mmという基本の焦点距離だからこそ、最高の性能と使いやすさを。描写性能から操作性、携行性までも妥協しない、新生“Art F1.4”に相応しい35mmの登場です。