開放値F1.4、会心の大口径標準レンズ
大口径ながら諸収差を良好に補正、
周辺まで高解像描写を実現。
SIGMAは、2005年にAPS-Cサイズデジタルカメラ専用大口径標準レンズSIGMA 30mm F1.4 EX DC HSMを発売致しました。今回交換レンズを3つのプロダクトラインに集約するなかで、Artラインにふさわしい、高い光学性能を実現するデジタル専用大口径標準レンズとして誕生したのが30mm F1.4 DC HSMです。画面全域で高い光学性能を発揮。開放付近の浅い被写界深度による大きなボケ味を生かした、スナップ、ポートレート、風景など、幅広い分野で撮影が楽しめます。
レンズ構成
大口径の非球面レンズを採用することによって、鏡筒のスリム化を実現。また、レンズのパワー配置を考慮し、諸収差を良好に補正。F値1.4という大口径レンズでありながら、高画質を実現しました。
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高解像、しかも圧倒的な表現力
諸収差を良好に補正し、
周辺開放付近の美しいボケ描写が可能に。
使いやすい画角だからこそ、撮影者の表現力が試される標準レンズ。30mm F1.4 DC HSMは、あらゆる撮影距離において表現力を十分に発揮できるよう、高い光学性能に徹底的にこだわりました。レンズパワー配置の最適化を行い、周辺での性能低下の要因となる像面湾曲を徹底的に補正。画面周辺まで高い描写性能を発揮します。
両面非球面レンズの採用により、球面収差、非点収差、コマ収差を良好に補正。画面周辺部の点光源のにじみも少なく、開放付近の美しいボケを表現する事が可能です。
円形絞り
9枚羽根の円形絞りを採用。イルミネーションや水面に輝く光などの点光源を背景にした撮影において、開放付近の絞りを使用する場合でも円形のボケを得ることができます。
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素材、ユーザビリティ、機能すべてに洗練
撮影者にとっての本質機能を追求、
高度に融合させた設計。
新しいレンズラインでは、付属フードの接続部にラバーを採用。レンズキャップ、AF/MF切り替えスイッチも一新するなど、撮り手の直観的な要求に応えうる、エキップメントとしての本質機能を徹底的に追求しました。内部機構には、超音波モーターHSM (Hyper Sonic Motor)搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現。AFアルゴリズムを改良し、よりスムーズなAFに。ピントを合わせた後、フォーカスリングを回すだけで、ピントの微調整ができるフルタイムマニュアルも可能です。また、高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮マウントを採用。長期使用に耐えうるよう、表面処理を施して強度を高め、高品質なレンズづくりを実現しました。内部のパーツにも、金属部品と親和性の高い新複合材TSC (Thermally Stable Composite)など適切に配置し、精度の高い製品づくりを実現しています。
超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor) 搭載
超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現。AFアルゴリズムを最適化することで、よりスムーズなAFを実現しました。AFでピントを合わせた後、フォーカスリングを回すだけで、ピントの微調整ができるフルタイムマニュアルも可能です。
リアフォーカス採用
撮影距離の変化に伴う収差変動を防ぐリアフォーカスを採用。画面全域で高画質を実現しています。フォーカシングによる全長の変化がなく、安定したホールディング性を実現。レンズの前玉が回転しないので、円偏光フィルターの使用も容易です。
新複合材「TSC(Thermally Stable Composite)」採用
温度による収縮が特に少なく、硬度が秀れている新複合材TSC (Thermally Stable Composite)をレンズ鏡筒に初めて採用。
一般的に使用されているポリカーボネートに比べ約25%高い弾性率を実現。 熱収縮率が少ないので金属部品との親和性が高く、精度の高い製品作りに貢献しています。
フレア、ゴーストに配慮した設計
レンズ設計の初期段階からフレア、ゴーストに対する対策を徹底し、逆光のような強い入射光に対しても影響を受けにくい設計を行っています。スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア、ゴーストの発生を軽減し、逆光時の撮影においてもコントラストの高い描写を実現。付属フードの装着により、レンズの描写に悪影響を与える有害光を効果的にカットし、内面反射の発生を防ぎます。
高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント
高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮製マウントを採用。長期使用に耐えうるよう、表面処理を施して強度を高め、高品質なレンズづくりを実現しました。
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