中望遠マクロレンズ
被写体との距離が適度に保てる中望遠マクロレンズ。ワーキングディスタンスは最も近づいた場合でも142mmと長いので、レンズやカメラの影などが写りこみにくく、自然光を利用した花の撮影などに最適です。50mmや70mmのマクロレンズに比べ、背景が整理されるので、主題を明確にすることができます。
フローティングインナーフォーカス採用
2つのレンズ群を異なる量で動かすフローティングインナーフォーカスを採用。撮影距離の変化にともなう収差変動を抑え、無限遠から等倍まで安定した描写が可能。特に等倍撮影時の像面湾曲を徹底的に補正し、マクロレンズの高い描写力を最大限に発揮します。また、フォーカシングによる全長変化がなく、安定したホールディング性を確保できます。
高い描写性能を発揮
レンズパワー配置の最適化により、更なる高画質を実現。屈折率の高いSLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)ガラスの採用により、色収差、球面収差、像面湾曲を良好に補正。全撮影距離で高い描写性能を発揮します。スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア・ゴーストの発生を軽減、コントラストの高い描写を実現します。
静かで素早いAF
超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)の搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現。AFでピントを合わせた後、フォーカスリングを回すだけで、ピントの微調整ができるフルタイムマニュアルも可能です。
手持ち撮影が容易
手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構を搭載し、高い補正効果を発揮。わずかなブレでも目立ちやすいクローズアップ撮影でもファインダー像が安定し、フレーミングとピント合わせが容易に行えます。
※撮影距離が近距離になるに従い、手ブレ補正効果は徐々に減少致します。
手ブレ補正ON
手ブレ補正OFF
9枚羽根の円形絞りを採用
開放付近で円形のボケが得られる9枚羽根の円形絞りを採用。水面に輝く光などの点光源を背景にした撮影において、円形のボケを得る事が可能です。
アポテレコンバーターの装着が可能
別売りのAPO TELE CONVERTERを活用することで、撮影の幅が拡がります。APO TELE CONVERTER 1.4x EX DGでは147mm F4のAF※望遠マクロレンズとして、APO TELE CONVERTER 2x EX DGでは、210mm F5.6のMF望遠マクロレンズとして使用できます。コンバーターを使用する事で、1.4倍、2倍の拡大撮影も可能です。被写体を同じ大きさで撮影する場合は、さらに離れた位置から撮影できます。
※0.45mより近い撮影時には、AFが働きません。
専用フードアダプターの装着が可能
APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ使用時にはフードの長さを延長する専用のフードアダプターが装着でき、レンズの描写に悪影響を与える有害光のより効果的な遮光が可能です。
※HA680-01を装着したままフルサイズデジタル一眼レフカメラで撮影されますと、画面周辺がケラレますので必ず外してから撮影を行なって下さい。
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