モータースポーツの撮影を通して伝えたいこと

建築学を学んだ後、私はウィンドサーファーを撮影するため世界中を旅しました。すぐにこの仕事で生計を立てられることに気づき、自分にとって夢の仕事を見つけたと思いました。そこからは、自分のスキルを高めることに専念しました。写真家として、私の写真を見る人を、私が見ている世界に引き込むことを意識しています。ただ単に私が見ているものを見せるのではなく、それを感じてもらいたい。写真をきっかけにその場所に実際に行ってみたいと思ってほしいのです。

私は、どんな写真もストーリーがあるべきだと考えています。それがモータースポーツのサーキットであろうと、サーフビーチであろうと、私はそのストーリーを伝える要素をどんなロケーションでも探しています。

2週間の間に、ポルトガルのポルティマオ、ドイツのニュルブルクリンク、イタリアのモンツァで開催されたポルシェ・モータースポーツの3つのレースを取材し、ポルトガルのギンショビーチではサーフィンの撮影も行いました。これらのイベントでは、SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS｜SportsとSONY α7IIIを使用しています。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports, Sony α7 III

このレンズは今回の仕事に最適でした。コンパクトで頑丈で、取り回しがとても良い。何よりもオートフォーカスがとても速く、瞬間を確実に捉えることができます。ニュルブルクリンクのノルトシュライフェ（北コース）では、マシンは目の前を時速260kmで疾走していきましたが、このレンズのおかげで完璧なシャープさで撮影できました。デュアルアクションズームは、マシンが急速に近づいてくる時にも素早く操作でき、とても役立ちました。素晴らしい性能だと思います。

このレンズのもう一つの大きな利点は軽量であることです。これは世界中を旅するときに重宝します。世界各地で開催される数々のレースを取材してきた私にとって、このレンズはベストな選択と言えるでしょう。

ビーチで波間のサーファーを撮影したときにも、SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sportsは、そのポテンシャルを最大限に発揮し、並外れたディテール、高速で正確なAF、そして素晴らしい操作性を示してくれました。