混沌の日常も、美しくとらえる
メグ・ルークス
Meg Loeks
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary, SONY α7C, ISO 800, F4.5, 1/200s
私は5人の子どもの母親として、人生における美しい混沌の季節を過ごしています。この季節は、またたく間に過ぎ去ってしまうことを私は知っています。そうです、あっという間に消え去ってしまうのです。だからこそ私は、人生の節目となるような非日常だけではなく、その合間にある何気ない瞬間、日々の平凡な時間を撮影することを大事にしています。私が撮影したいのは子どもたちが外を探検しているときの驚きや好奇心ですが、重くてかさばる機材を持ち歩きたくはないものです。
16-28mm F2.8 DG DN | Contemporaryを、28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryとの組み合わせで使用すれば、日々の生活を難なく撮影できます。
多くの親がそうであるように、私の毎日は常に忙しく、子どもたちの送り迎えと仕事、家族の行事に時間が割かれています。朝はとても早く、小さな子どもたちに身支度をさせて外に連れ出すだけでも大変です。しかし、ほとんどの子どもたちが日中を学校で過ごすため、私が彼らを撮影できるのは大体時間が限られている朝や夕方です。
時折、学校への道の途中でちょうどいい具合の光に気づいたときには、しばらく立ち止まるようにしています。また子どもが帰宅した後に、子どもたちを連れて散歩に出かけることもあります。子どもたちにとって外に出かけること、そして私にとってカメラを持って出かけることは、一種の癒しの時間になっています。そのため、私はできるだけこれを日課にしています。そして外を探検する子どもたちを撮影することは、子どもが子どもらしくある瞬間を、ありのままに写真に収める素晴らしい手段なのです。
※ 撮影データの記載なき写真はSIGMA 16-28mm F2.8 DG DN |
Contemporary以外のレンズで撮影されています。
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary, SONY α7C, ISO 400, F3.5, 1/250s
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary, SONY α7C, ISO 100, F5, 1/2000s
超広角な16-28mm F2.8 DG DN | Contemporaryは、屋外ポートレートや風景の撮影に最適なレンズです。重要な要素をほぼすべてフレームに収められるため、私の写真が語るストーリー全体をより深く表現できます。また、子どもたちと外に出かけて探検しながらも、彼らを画面に収めるために遠く離れる必要がありません。安全な距離を保ちつつ、子どもたちの好奇心に満ちた顔を難なく撮影でき、同時に彼らの周囲に広がる美しい光景を収めることもできます。このレンズは、子どもたちのそばを離れることができない環境でも、スペースの余裕がない空間でも、背景をできるだけ多くとらえたいと願う私にとって理想的な存在と言えます。
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary,
SONY α7C, ISO 100, F5, 1/4000s
16-28mm F2.8 DG DN | Contemporaryと同じような環境で素晴らしい性能を発揮するのが、28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryです。28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryの焦点距離に由る長所のひとつが、その汎用性です。この2本のレンズを合わせて使用すると、それぞれの長所を完璧に活かした撮影が可能です。
両レンズの最も優れた特長のひとつで、誰もが目を留めずにはいられないのが、そのコンパクトさと軽さでしょう。この2本のレンズと私のミラーレスカメラとの組み合わせは完璧です。5人の子どもたちを連れて出かけることが多い私にとって、重荷にならない機材を備えることはとても重要です。求めるのはシンプルで扱いやすく、それでいて画質に妥協のない機材です。そしてそれを私に与えてくれるのが16-28mm F2.8 DG DN | Contemporaryと28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryなのです。
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary, SONY α7C, ISO 100, F4.5, 1/800s
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary, SONY α7C, ISO 100, F3.2, 1/800s
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary, SONY α7C, ISO 400, F2.8, 1/200s
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary, SONY α7C, ISO 100, F3.2, 1/640s
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary, SONY α7C, ISO 100, F2.8, 1/400s
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary, SONY α7C, ISO 800, F4.5, 1/200s
もうひとつ私にとって重要なのは、十分な光が得られないシーンでも機能を発揮する機材を備えることです。それは、私が子どもたちをそのような光のもとで撮影するのが好き、ということもありますが、強い自然光が得られない北国で生活するうえで、否応なく直面させられる問題でもあります。16-28mm F2.8 DG DN | Contemporaryを使用すれば、屋内や薄暮でも問題なく、子どもたちに簡単に焦点を合わせることができます。高速なAFも素晴らしく、これは目まぐるしく動き回る小さな子どもたちの撮影には必要不可欠でした。
広角レンズを用いた、屋外でのポートレート撮影ではF値を絞ることが多いですが、クローズアップしたポートレートではF2.8がもたらす滑らかなボケが活躍します。開放で撮影した際の幻想的な表現は見事です。背景を美しくぼやかせることにより、被写体を背景から簡単に浮きあがらせると同時に、魔法のような雰囲気を生み出すことができるのです。常に忙しく動き回っており、十分に手が空くことのない母親である私にとって、16-28mm F2.8 DG DN | Contemporaryと28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryの2本は、子どもたちを記録する上で頼りになる新たな機材です。軽くてコンパクトなこれらのズームレンズはどこへでも気軽に持ち歩くことができます。
SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary, SONY α7C, ISO 100, F4.5, 1/1000s
この組み合わせが生み出す汎用性は、屋内でのポートレートでも、屋外の湖畔で行う探検でも、狭い空間や、子どもたちのそばから離れることができない場所であっても子どもたちの撮影を容易にします。家でも、外でも、どこでも。私たちの日常すべての瞬間を撮影できる頼れる組み合わせです。