市制記念日に溝の口ブラブラ

シグブラ｜第276回

三井公一「シグブラ」

July 10, 2024

【使用機材】 fp L , 24-70mm F2.8 DG DN II | Art

シグマがある神奈川県の川崎市が市制100周年を迎えた。それを記念して川崎市等々力の空をブルーインパルスが飛ぶことになった。というわけで「SIGMA fp L」を手に展示飛行を見物しつつ、溝の口界隈をブラブラしようと多摩川河川敷に繰り出すことにした。レンズは「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art」だ。

多摩川に架かる新二子橋の上でブルーインパルスが来るのを待ち構える。といってもレンズは「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art」なので、周囲のガチな飛行機ファンの機材をチェックしつつのんびりとだ。上流方向から飛来したブルーインパルスは、何度も等々力方面の空を行き交ってくれた。

【使用機材】 fp L , 24-70mm F2.8 DG DN II | Art

短い空のショーを堪能したあとは、市制100周年を迎えた川崎市をブラブラした。多摩川沿いでのんびりと昼寝をしていた大型犬と出会ったが、彼（彼女？）の目にもブルーインパルスは写ったのであろうか。

【使用機材】 fp L , 24-70mm F2.8 DG DN II | Art

溝の口界隈は暗渠が多い。その水路跡はうねうねクネクネと路地を形成している。適当にそれをトレースしながら歩き、「SIGMA fp L」のシャッターを切っていく。あてもなく歩くのが面白い。

【使用機材】 fp L , 24-70mm F2.8 DG DN II | Art

二ヶ領用水の大石橋に出た。脇街道「溝の口・二子宿」として江戸時代は賑わったそうだ。水路は多摩川から取られた水がゆっくりと流れ、大きなコイが泳いでいた。

【使用機材】 fp L , 24-70mm F2.8 DG DN II | Art

暗渠を辿って溝の口駅に着いた。駅横は昔懐かしい横丁の雰囲気を色濃く残した飲み屋街で有名である。暑い日だったので「ちょいとビールでも」と思ったが、どの店も大混雑で長蛇の列だったので諦めることにした。付近を漂う焼き鳥の匂いがいい感じ！

【使用機材】 fp L , 24-70mm F2.8 DG DN II | Art

仕方なくブラブラと撮影を続けることにした。しかし新しい「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art」は小さく軽くなって実に素晴らしい。歩き回っても疲れ知らずである。発色もよく、スカッと晴れた溝の口を色鮮やかに写しとってくれた。

【使用機材】 fp L , 24-70mm F2.8 DG DN II | Art

グルリと溝の口と高津界隈を一周して多摩川の畔まで戻ってきた。日が傾きはじめ、河川敷はやや涼しい風が吹き始めていた。歩道橋のパネルに空いた穴から夕方の風が流れてくる。向こう岸は東京の世田谷区だ。

【使用機材】 fp L , 24-70mm F2.8 DG DN II | Art

再び新二子橋を渡る。東京側に帰るのだ。昼間あんなにいた見物客はもう誰もいない。ときおりランナーや買い物自転車が通るだけである。
足元に見える野川は護岸工事が進んで、スーパー堤防化されつつあった。

【使用機材】 fp L , 24-70mm F2.8 DG DN II | Art

気がつくともう2024年も半分終わって7月も中旬だ。早いものである。夏至を過ぎて日没時間も早まりつつある。暑さでボーッとしていると何もしないで夏が終わってしまいそうだ。今年はどうやら酷暑になりそうなので、炎天下での撮影は水分をよくとって、適度に休憩するなどして臨みたいものだ。

【使用機材】 fp L , 24-70mm F2.8 DG DN II | Art

100周年を迎えた川崎市・溝の口界隈を歩いたが、ブルーインパルス見物や記念イベントに参加した人々で街は賑わってた。この辺りは昭和レトロな雰囲気がまだまだ残っているのでフォトウォークにもいい。
東京湾に面する海の方から、シグマ黒川本社がある山の方まで、川崎市はなかなか魅力的なスポットが多い。この夏にブラリと訪れてみるのもオススメだ。

溝の口駅

使用機材

レンズ交換式カメラ

fp L

スチルレンズ

24-70mm F2.8 DG DN II | Art

三井公一

フォトグラファー

1966年神奈川県生まれ。新聞、雑誌カメラマンを経てフリーランスフォトグラファーに。雑誌、広告、Web、ストックフォト、ムービーなどで活躍中。iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影、その作品が世界からも注目されているiPhonegrapherでもある。2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。

https://www.sasurau.com/

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