より高い解像感。最適化された画像処理。
「画の質」を徹底追求した基本性能。

3層構造の各層ですべての光の情報を取り込むFoveonセンサー。そのフィルムライクなキャプチャシステムが生成する画像の豊かな階調と色、独特の像質はそのままに、さらなる解像感と、データ特性に最適化された画像処理、さらに基本的な撮影機能も洗練させ、画づくり全体の質を高めています。

センサーサイズ比較図

センサーサイズの異なる2つのsd Quattro APS-Cサイズで中判級の画質が得られる「Quattro」と
5,100万画素相当の最高画質、APS-Hサイズの「Quattro H」も

解像情報をグリーン(全体の50%)で取得する一般的なベイヤー式イメージセンサーに比べ、トップ層100%で取得するQuattroセンサーは2倍の解像情報があります。APS-Cサイズ(トップ層1,960万画素)の「sd Quattro」の場合、3,900万画素相当と中判並みの高画質。さらに新開発のAPS-Hセンサー(26.7×17.9mm:トップ層2,550万画素)を搭載した「sd Quattro H」では、5,100万画素相当の高画質を実現。一回り大きいセンサーならではの、より高精細な「Foveon画質」を体感いただけます。

Foveon X3センサー ダイレクトイメージセンサー 世界で唯一「垂直色分離方式」を採用

シグマは初めてデジタルカメラを手がけたときから、他とは一線を画す像質を示すFoveonセンサーを採用してきました。Foveonセンサーは、光の波長特性を利用し、シリコンの異なる深さに3層のフォトダイオードを配置して色分離する垂直色分離方式を採用した世界唯一のダイレクトイメージセンサーです。他のほぼすべてのセンサーはカラーフィルターを水平に配列して色情報を取り込んでいますが、Foveonセンサーは、垂直方向に色分離を行うため、単一セル内ですべてを記録することができ、豊かなグラデーションやトーンを表現できます。「カラーフィルターで光情報を損失しない」「フィルターアレイの干渉を隠すための光学的ローパスフィルターが不要」というネイティブデータの特徴を示し、演算による補間も不要なため、どこまでも質の良い画像生成ができる原理特性をもちます。

Quattroセンサー 新開発Foveon X3 SENSOR Quattro 3,900万画素相当の高解像度を実現

Foveonセンサー独特の豊かなトーンとグラデーション、しっかりとしたテクスチャを感じさせる「フルボディ」画質は、光の情報を垂直方向にまるごと取り込める世界唯一のセンサー方式、「フルカラーキャプチャシステム」によるものです。新センサーでは、新たな3層構造1:1:4を採用。輝度情報はトップ、色情報はトップ、ミドル、ボトムの3層で取り込み、Foveonセンサーならではの持ち味はそのままに、さらなる高画質を追求。解像度(従来比30%アップ)とノイズ特性を向上させ、高画素化に伴うSN比の悪化を抑えられるだけでなく、忠実な色再現を行うための膨大なデータ処理の高速化にも成功しました。画質には一切の妥協なく、超高解像とノイズ特性改善を可能にする新センサーのジェネレーションネームは、「1:1:4」ソリューションにちなんで「Quattro」と命名しました。

ボトム1:ミドル1:トップ4 の「1:1:4」構造を採用することで、
一般的なカラーフィルターアレイセンサー3,900万画素相当の高解像と、ノイズ特性改善、
さらに膨大な画像データの処理高速化にも成功。

一般的なカラーフィルター
アレイセンサー(ベイヤーセンサー)との違い

Foveon X3ダイレクトイメージセンサーは、光の波長を短い方から順に垂直方向に吸収するシリコンの特性を活かして、3つの層ですべての色情報を取り込むことができるフルカラーキャプチャシステムに依拠しています。一般的なセンサー方式のように後段での色補間処理を必要とせず、ピクセルロケーション単位での精緻で繊細な解像感・色表現を可能にします。

1:1:4構造の特徴

最高画質の実現にとって、高解像は不可欠な要素です。その一方で、解像感を増すために画素数を増やし続ければ、それはそのまま画像ファイルサイズの肥大化に直結します。ピクセルロケーションごとにRGBの情報を持つRAWデータではなおのこと、その傾向が強くなります。
分光特性チャートにあるように、光の波長をブロードに捉えられるFoveon X3ダイレクトイメージセンサーでは、輝度情報を最上位(トップ/Blue)層で取得できることに着目し、「1:1:4」構造の着想を得ました。トップ層では輝度情報と色情報を取得しますが、Top層に対し面積の大きいミドル/ボトムの各層では色情報のみを取得します。画像処理の過程でミドル/ボトムの各層で得たデータに、Top層で得た輝度情報を展開する事により、全てのピクセルで輝度情報と色情報が揃う事になります(センサー概念図参照)。
三層構造で垂直に色分離する原理はそのままに、最上位層から得た輝度情報をその下の層に適応させるという、色と輝度の情報の分割管理により、前世代までの1:1:1構造のままでは問題になるであろうファイルサイズ肥大化の解決の糸口としたのです。

TRUE IIIをデュアル搭載 5,100万画素相当の大容量データも
高速処理可能にする「デュアルTRUE III」

Foveonセンサー「Quattro」専用画像処理エンジン「TRUE(Three-layer Responsive Ultimate Engine)III」。シグマ独自のアルゴリズムで画像を劣化させることなく、また豊かなカラーディテイルを損ねることなく、高精細で立体的な描写を実現します。この「TRUE III」を2つ搭載することにより、Quattroセンサーから出力された信号を高速処理します。

2つのAF検出方式を採用 高速性と合焦性それぞれに優れた2つのAF検出方式を採用
快適で正確なオートフォーカス撮影が可能に

高速性能に優れた像面位相差検出方式と合焦性能に優れたコントラスト検出方式の2つのAF検出方式を採用し、AF精度を保ちながら、高速なAFを実現。高性能レンズの性能を余すことなく引き出します。オートフォーカスモードは、通常の撮影に最適なシングルAFと、動いている被写体にピントを合わせ続けるコンティニュアスAFに対応。コンティニュアスAFは、シャッターボタンを半押している間オートフォーカスが駆動し続け、動体予測機能により、正確なフォーカスを実現します。また、9個のフォーカスフレームから選択する「9点選択モード」や、フォーカスフレームを任意の位置に細かく移動できる「自由移動モード」、人物の顔を検出したときに、優先的にピント合わせを行う「顔優先AFモード」を搭載。AF補助光を内蔵しているため、暗い場所でもオートフォーカス撮影が可能です。

新たな撮影モードSFD(Super Fine Detail)搭載 ノイズを低減し、より高精細な画像生成を可能にする
SFDモードを新たに搭載

Quattroセンサーのパフォーマンスを最大限に引き出す、SFD(Super Fine Detail)モードを搭載。一回のレリーズで7枚の露出の異なる画像を取得し、専用のRAWデータ(X3Iファイル)を生成。SIGMA Photo Proを使用して、このRAWデータから、ダイナミックレンジが広くノイズレスな画像を生成することができます。これにより、Quattroセンサーの更なる高精細で豊かな表現が可能になります。X3IファイルからそれぞれのX3Fファイルを分離することも可能です。特にスタジオでのスチル撮影などに真価を発揮します。
※ブレによる影響を防ぐため、三脚の使用をお奨めします。

12コマの連続撮影が可能に 大容量メモリ搭載でRAWデータで最大12コマの連続撮影が可能に。
よりスムーズな撮影ができます

dp Quattro の約2倍のDDRⅢ高速大容量メモリの搭載により、HIGHサイズのRAWデータ(X3Fファイル)で最大12コマ(sd Quattro Hは8コマ)の連続撮影が可能に。また、LOWサイズでは最大24コマ(sd Quattro Hは16コマ)の連続撮影ができるため、用途に応じて選択が可能です。